医療機器向けレーザー溶接

医療機器向けレーザー溶接

レーザー溶接は、類似材料および異種材料を、卓越した強度と耐久性で接合するプロセスです。再現性の高い精度で狭く深い溶接部を形成できるため、レーザー溶接は繊細な材料の接合に適しています。

TE の医療用レーザー溶接サービスは、周囲の材料領域への熱影響を最小限に抑えつつ、精密な溶接を実現する高度な制御を特長としています。 優れた接合強度とクリーンな外観仕上げにより、レーザー溶接された部品は、カテーテル シャフト、ガイド ワイヤ、皮下注射用チューブ、ペースメーカー ケース、ダイアフラム、ベローズなど、さまざまな小径医療機器へ容易に組み込むことができます。後処理工程を最小限に抑えた極めてクリーンな溶接プロセスを求めるお客様に向けて、TE はマイクロ スケール医療機器を支える、高速かつ高精度なレーザー溶接サービスを提供しています。

PROPELUS Prototype Center
PROPELUS™ 医療機器プロトタイプ センターは、お客様のアイデアを迅速にカタチにし、次世代の医療イノベーションを実現します。

用途

マイクロ スケールの医療機器は、クリーンで欠陥のない表面に接合された部品によって構成されています。TE は、医療用途における生体適合性リスクを最小限に抑えるため、レーザー溶接工程において厳格な工程管理を実施しています。当社のレーザーは、接合部周辺の熱影響部を最小限に抑えながら、非接触で高速かつ再現性の高い溶接を行うため、狭小な形状にも配置可能です。TE は、以下に使用される類似材料および異種材料の溶接において、充填材を使用しません。

 

  • 近位 シャフト アセンブリ(ハイポチューブとワイヤの溶接) 
  • ガイド ワイヤ(コイル同士、コイルとコア ワイヤ) 
  • トルク ケーブル 
  • カテーテル チップ  
  • チューブ アセンブリ 
  • ワイヤ ボール形成 
  • その他多数の医療部品

材料および仕様

当社のレーザー溶接プロセスは、気密環境、ヘリカル 配向コイル、重ね溶接および突き合わせ溶接などに対応しています。対応材料には以下が含まれます。

 

  • ステンレス鋼:304、316、17-4、420、302、303 など 
  • ニチノール、プラチナ、プラチナ 合金、チタン 
  • ELGILOY™ 合金、ニクロム、INVAR™ 合金、MP35N™、L605 

 

TE は、溶接壁厚 0.002 インチ(0.00508 cm)、レーザー スポット径 0.004 インチ(0.0102 cm)といった条件にも対応可能な高精度レーザーを使用しています。  TE は医療機器部品の大量溶接に対応しており、複数の自動化ライン(各ラインで毎週 80,000 点を溶接)を含む当社の拠点ネットワーク全体で、毎週 250,000 点超の部品を溶接しています。  

よくある質問(FAQ)

FAQ

Q:どのようなレーザー加工を提供していますか。

A:TE Connectivity は、医療機器部品向けに最適化された精密システムにより、レーザー切断、溶接、アブレーション、穴あけ、マーキングを提供しています。当社は、デリバリ システムやインプラント向けの、厳しい公差が求められる金属およびポリマー加工に注力しています。

 

Q:どのような材料にレーザー加工が可能ですか(ステンレス鋼、ニチノール、ポリマー、PEEK など)。

A:304 および 316L ステンレス鋼、ニチノール、MP35N、L605、チタン、ならびに PEEK や PTFE コーティング シャフトなどの高性能ポリマーを含む、幅広い材料にレーザー加工が可能です。

 

Q:レーザー加工部品に対する DFM(製造容易化設計)をサポートしてもらえますか。

A:もちろんです。当社のエンジニアはお客様のチームと連携し、クリーンな切断、最適化された部品形状、再現性の高い加工を実現する設計を共同で開発し、後工程でのスクラップやコスト削減に貢献します。

 

Q:試作と大量生産の両方に対応できますか。

A:はい。初期段階の試作、パイロット ビルド、スケール可能な量産に対応しています。当社には、開発用の専用ラインと商業的大量生産用の検証済みプロセスがあります。


詳しくはこちら:TE のレーザー加工機能に関するFAQ

レーザー フォーカス – 高度低侵襲医療機器向けレーザー切断・溶接ソリューション
57 分(英語動画)

低侵襲医療機器産業はダイナミックな産業であり、あらゆる種類の医療問題を治療するために、より小型でより複雑な機器を提供するように進化しています。このようなダイナミックなニーズに合わせたレーザー加工部品の精密製造がますます重要になってきています。この Device Talks Tuesdays ウェビナーでは、TE の専門家が、切断および溶接の両面で最先端のレーザー技術を活用し、新しいデリバリ・アクセス デバイスを完成させる方法や、既存デバイスを強化する方法について解説します。

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レーザー加工のイノベーション - Device Talks ウェビナー
55 分(英語動画)

医療機器の小型化に伴い、レーザー切断および溶接は医療機器の製造の重要な方法として確立されています。これらの手法は複雑ですが、金属やポリマー材料を扱う際に、操舵性、到達性、柔軟性といった機能を付加するために不可欠なプロセスです。TE は、試作から自動化された大量生産まで、複雑な金属部品の切断および溶接におけるレーザー加工機能について、専門家による知見を提供しています。

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