複雑なアプリケーション向け設計で培った数十年の経験を活かし、当社の包括的なアンテナ製品群は、世界および地域市場における多様なネットワークでの運用に対応するため、幅広い周波数帯域に適合する先進的なソリューションを提供します。当社の標準およびカスタムのアンテナ ソリューションが、モノのインターネット(IoT)を実現する様子をご覧ください。
セルラー アンテナ:堅牢なモバイル コネクティビティを実現
当社のセルラー アンテナは、ライセンス周波数帯および非ライセンス周波数帯のセルラー周波数で稼働するように設計されています。セルラー アンテナは、通常、サブ 6 GHz 帯ですが、多くの非ライセンス用途は 617 ~ 7125 MHz にわたります。当社のセルラー アンテナには、長さ 3 mm の組み込み型ボード マウント アンテナから 3 メートルを超える外部アンテナまで、多くの形状、サイズ、フォーマットが用意されています。セルラー アンテナは、多くの場合、銅線配線などの固定配線接続の品質を実現できない場合に必要とされます。セルラー アンテナは、ケーブル接続設備の設置にコストがかかる場所や設置が不可能な場所において Wi-Fi の代わりになります。
必要なサイズ、形状、アンテナ タイプは、使用する用途によって大きく異なります。 例えば IoT(モノのインターネット)デバイスでは多くの場合、小型のデバイスやスペースが限られたデバイスの中に取り付けて他のハードウェアや電気部品の近傍でも効果的に機能するアンテナが必要になります。長距離に対応してゲインを大幅に増加させるには、アンテナ自体をはるかに大きくする必要があります。例えば、全方向性基地局アンテナは長さや高さが 3 m になることもあります。
高ゲイン アンテナを小型化するにはフォーマットを変更する必要があります。例えば、八木アンテナや対数周期アンテナは大型の基地局アンテナよりも小さいですが、長距離に対応して高ゲインを実現できます。これは小型フォーマット内に多くのアンテナ素子を詰め込むことで実現されており、アンテナの放射パターンは高指向性になります。
セルラー アンテナを屋内で使用する場合にもメリットがあります。5G などの高周波セルラーは屋外から建物内に届きにくい性質があります。建物内や大学構内でシームレスな接続を実現するために屋内にマルチ フォーマットのセルラー アンテナを設置することができます。これにより、屋内でのシームレスな 4G または 5G の運用が可能になります。
事業者はライセンス周波数帯のセルラー周波数を使用してプライベート ネットワークを構築することができます。すなわち、事業者がセルラー周波数のごく一部を購入する、またはライセンス認可を受けることができ、それは一般ユーザーには公開されないということです。よく見られる例は 900 MHz の CBRS 帯または C 帯の周波数であり、これらはプライベート性の高い安全な通信ネットワークとしてライセンス許可を受けることができます。
選択可能なアンテナ オプションにおいて、アンテナの取り付け位置と用途は極めて重要です。TE には、カスタム開発技術や LD アンテナ技術に加えて、すぐに利用できる数多くのアンテナ製品ラインアップがあります。要件に適合するアンテナが当社の製品ラインアップにない場合は、お客様や用途に合わせた特別設計のカスタム製品を製造することができます。
5G
5G の高速伝送、低遅延、および大規模データ通信は、大型の消費者向けアプリケーションをサポートしてリアルタイムの高い信頼性を実現できます。
IoT
モノのインターネット(IoT)は物理デバイス、車両、家電製品などのネットワークであり、セルラー通信は IoT で最もよく使用されているサービスです。IoT とセルラー通信サービスはこうした「モノ」を接続し、データ通信を可能にします。
M2M
マシン ツー マシン(M2M)通信には産業機器も含まれる場合があり、センサやメータで記録したデータをアプリケーション ソフトウェアに転送できます。
製品の特長:超広帯域(UWB)アンテナ
TE Connectivity(TE)の貼付式超広帯域(UWB)アンテナは、セラミック チップ アンテナに代わる独立した超薄型グランド プレーンを提供します。デバイスの筺体にアンテナを取り付けることで設計の柔軟性が高まります。これらのデバイスは、高精度な屋内測位およびトラッキング用途、アクセス制御、接触歴追跡を可能にします。UWB アンテナには 10 cm 以内の物体位置検出機能があり、デバイスの筐体に取り付けることができるため、低帯域から高帯域 までの UWB チャネル 1 ~ 9(3 ~ 8.5 GHz)の強力なソリューションを小型のパッケージで実現します。
ロッカーとスマートフォン、電気自動車と充電器、心臓と医師など、IoT はあらゆる人、あらゆるモノを接続します。TE は、信頼性に優れた高性能なコネクティビティ ソリューションによって IoT 接続を世界中に拡大し続けています。当社は、このすべてがつながる未来へ向け、お客様とともに進み続けます。
技術の小型化とスマート化はとどまるところを知りません。ネットワークにつながるデバイスの増加に伴い、現状の Wi-Fi を次の進化段階である Wi-Fi 7 へ推し進めるためのサポートが必要になります。TE は、数十年にわたる製造経験を有する、お客様の舞台裏のパートナーであり、ワイヤレス接続のあらゆる新段階を可能にする標準アンテナを常に進化させています。当社は、お客様とともに、Wi-Fi 接続の将来に向けた新たな可能性を生み出すことができます。
5G、NB-IoT、および Cat-M 用アンテナ
TE は、幅広い周波数帯域やセルラー IoT デバイスで要求されるさまざまな帯域幅に対応するため、5G、NB-IoT、Cat-M 用のアンテナを開発しています。これらのアンテナは、600 MHz ~ 7.125 GHz にわたるさまざまな帯域ソリューションを提供できます。お客様のシステム アーキテクチャに応じて、実装タイプ(基板実装、内蔵、外部、ターミナル アンテナなど)、ケーブル長、コネクタ オプションの異なるアンテナをお選びいただけます。これらのアンテナは、チューニングが不要なため、エンド デバイスに簡単に組み込むことができ、TE は、組み込みや複雑な複数のアンテナ アセンブリのサービスも提供しています。
自動車および商用車向け用途
TE は、車両、公共交通機関、緊急サービス用のアンテナを幅広く開発しています。
これらのアンテナは多くの場合、アフターサービス、フリート、その他のモバイル用途に使用されています。TE のアンテナ製品ラインアップは、単一ポートのシングル バンド ソリューションからマルチポートのマルチバンド ソリューションまで、多岐にわたります。マルチポート アンテナ(複合アンテナと呼ばれることもあります)は通常、単一アンテナで 4G、5G LTE、Wi-Fi、GNSS をサポートします。中には、Bluetooth と VHF、UHF、公衆安全周波数に 1 本のアンテナで対応するものもあります。
車両用アンテナについては、車内、コバート、車外といった設置場所に応じてさまざまな設計をご用意しています。
通信機器および消費者向けデバイス
TE では幅広い標準アンテナ製品と、カスタムのアンテナ ソリューション用の優れた機能をご用意しており、お客様との密接な協力のもと、高度な統合ソリューションを開発しています。TE の LDS アンテナと MetaSpan 技術を使用すると、高周波、機械的・電気的機能を 1 つの部品に統合することによって、貴重なスペースを節約できます。用途が通信機器でも消費者向けデバイスでも、IoT やマシン ツー マシン(M2M)の用途でも、またはコネクテッド ホーム内の用途においても、TE のアンテナ スペシャリストは、お客様と協力しながら、お客様の設計に適したアンテナ ソリューションを開発できます。