IoT 向けアンテナ
複雑な用途向けの設計で培った長年の経験を生かし、当社の包括的なアンテナ製品ラインナップは幅広い周波数帯域に対応した先進のソリューションを提供して、世界規模の市場と地域市場にわたって多数のネットワーク上で動作します。当社の標準およびカスタムのアンテナ ソリューションが、モノのインターネット（IoT）を実現する様子をご覧ください。
様々な Wi-Fi ニーズに対応する包括的な製品ラインアップ
Wi-Fi アンテナは主に、Wi-Fi スペクトルに割り当てられている 3 つの一般的なライセンス不要の周波数帯域（2.4 GHz、5.5 GHz、6 GHz）に対する接続ソリューションを提供します。Wi-Fi アンテナには様々な形状やサイズがあります。無指向性アンテナの例には、内部/埋め込み、レーザー直接構造化（LDS）、屋外アンテナ、天井取り付けアンテナ、ラバー ダック/ダイポール アンテナなどがあります。Wi-Fi 指向性アンテナの種類には、八木アンテナ、ミニパネル アンテナ、パネル アンテナ、パラボラ アンテナなどがあります。
IoT 接続の拡大
ロッカーとスマートフォン、電気自動車と充電器、心臓と医師など、IoT はあらゆる人、あらゆるモノを接続します。TE は、信頼性に優れた高性能なコネクティビティ ソリューションによって IoT 接続を世界中に拡大し続けています。当社は、このすべてがつながる未来へ向け、お客様とともに進み続けます。
Wi-Fi の進化
技術の小型化とスマート化はとどまるところを知りません。ネットワークにつながるデバイスの増加に伴い、現状の Wi-Fi を次の進化段階である Wi-Fi 7 へ推し進めるためのサポートが必要になります。TE は、数十年にわたる製造経験を有する、お客様の舞台裏のパートナーであり、ワイヤレス接続のあらゆる新段階を可能にする標準アンテナを常に進化させています。当社はお客様とともに、Wi-Fi 接続の将来に向けた新たな可能性を生み出すことができます。
Wi-Fi の最近の開発には、Wi-Fi 6 および Wi-Fi 6E の導入などがあります。これにより、ここ数十年で初めて利用可能な周波数が拡大されました。 強化されたセキュリティ プロトコルも最近開発されました。Wi-Fi 7 は現在、発売も近いのではないかと話題になっています。
Wi-Fi アンテナの最も一般的な 2 つのタイプは、無指向性（360° カバー範囲）と指向性（集束ビーム）です。無指向性アンテナは、アンテナの周囲 360° の信号範囲を提供します。これによりアンテナの周囲全体がカバーされますが、指向性アンテナよりも到達範囲が短くなります。
指向性 Wi-Fi アンテナは、すべての電力を一方向に向かわせます。このアンテナは、より遠くから、より集中したカバー範囲でワイヤレス信号を送受信できます。これらのアンテナは、建物間を接続する長距離ポイントツーポイント Wi-Fi ネットワークや、無指向性アンテナに接続する複数の指向性アンテナを備えた長距離ポイントツーマルチポイント Wi-Fi ネットワークによく使用されます。
Wi-Fi 用のアンテナは、2.4 GHz 、5.5 GHz または 6 GHz をカバーするシングル バンド ソリューションです。2 番目の一般的なオプションは、2.4 および 5.5 GHz のデュアルバンドで、広帯域のシングル ポート アンテナ、または周波数ごとに専用ポートを備えたマルチポート ソリューションを備えた 1 つのアンテナに組み込まれています。最近のアンテナは、Wi-Fi 6E の要件を満たすために、2.4 GHz、5.5 GHz、6 GHz の 3 つの帯域すべてをカバーします。繰り返しになりますが、このカバー範囲は、単一ポートの広帯域アンテナまたはマルチポート アンテナ ソリューションで実現できます。
一般的または世界的な 2.4 GHz、5.5 GHz、6 GHz の周波数帯域に加えて、860/960 MHz、3.65 GHz、4.9 ～ 5.0 GHz などの他の帯域もあります。これらは国/地域、場合によっては周波数帯域のライセンスによって異なります。
注目の製品
Wi-Fi 6E アンテナ
当社は、柔軟性に優れた 2.4 GHz、5 GHz、6 GHz の各 ISM 周波数帯で使用できる Wi-Fi 6E 対応アンテナを豊富に取り揃えています。TE 製 Wi-Fi 6E アンテナの充実した品揃えから、お客様のワイヤレス用途に適したアンテナが見つかります。
