TE のプル ワイヤ アセンブリ製品および機能に関する詳細情報については、te.com の製品ページをご覧いただくか、当社のパンフレットをダウンロードしてください。また、当社の専門家とつながり、詳細を確認したり、サンプルを入手したり、設計に関するサポートを受けたりすることもできます。

一般

Q:プル ワイヤ アセンブリとは何ですか。

A:プル ワイヤ アセンブリ(プル リング アセンブリとも呼ばれます)は、医療機器において部品を手動で動かすために使用される機械部品で、低侵襲手技向けのデリバリ システムで一般的に用いられています。医師が人体内の目的の位置へ到達できるよう、操作性を提供します。

 

デザインおよび機能性

Q:どのような種類のプル ワイヤ構成(シングル、デュアル、4 方向など)に対応していますか。

A:TE は、シングル、デュアル、3 方向、4 方向のプル ワイヤ アセンブリに対応しており、正確な一方向および双方向の操作性を実現します。カテーテルの形状やコントロール ハンドルとの統合に基づき、ルーティングや終端処理をカスタマイズします。

 

Q:ル ワイヤ アセンブリは、どの程度のたわみ量や操舵性を実現できますか。

A:カテーテル設計にもよりますが、最大 270° 以上の、正確かつ再現性の高いたわみ角度に対応可能です。たわみ幅は、シャフトの剛性、プル ワイヤの長さ、アンカーポイントの配置によって調整されます。

 

Q:双方向または多方向の操作性機構に対応していますか。

A:はい。当社のアセンブリは、双方向および多平面の操作性に対応するよう設計されており、血管内での高精度なナビゲーションが求められる構造心疾患向けデリバリ システムで多く使用されています。

 

Q:負荷がかかった状態でのプル システムの応答時間はどの程度ですか。

A:応答時間はほぼ瞬時です。低摩擦コーティングと最適化されたルーティングにより、遅れやバックラッシュを最小限に抑えています。ワイヤの張力やシャフト設計は、作動の滑らかさと応答性に影響します。

 

Q:繰り返し動作におけるたわみ角度の安定性はどの程度ですか。

A:当社のアセンブリは、機械的ヒステリシスやドリフトを最小限に抑え、数千回のサイクルにわたって高い再現性を維持できるよう設計されています。信頼性確認のため、サイクル試験データの提供も可能です。

素材および構造

Q:プル ワイヤに使用できる材料にはどのようなものがありますか(ステンレス鋼、ニチノール など)。

A:304V ステンレス鋼、ニチノール、MP35N のプル ワイヤを提供しており、引張強度、耐疲労性、耐キンク性を考慮して選定されています。材料の選択は、ストローク長、ルーティング、力の伝達要件によって決まります。

 

Q:どのようなコーティングに対応していますか(PTFE、親水性、ポリマー ジャケット など)。

A:プル ワイヤには、PTFE、FEP、またはポリイミド コーティングを施すことができ、作動時の摩擦を低減します。また、他の部品やルーメンから絶縁するためのジャケット付きプル ワイヤも提供しています。

 

Q:プル ワイヤ自体のトルクや剛性を調整することは可能ですか。

A:はい。直径、芯材、熱処理、コーティングを調整することで、柔軟性および引張特性を微調整し、トルク特性やコントロール ハンドルのフィードバック要件に適合させることが可能です。

 

Q:張力下での伸びを最小限に抑えるよう、プル ワイヤを設計できますか。

A:もちろんです。プレテンション ワイヤ、高強度合金、精密なアンカー終端を使用することで、伸びを最小限に抑えています。これにより、正確で予測可能な先端のたわみを実現します。

 

Q:材料は疲労に強く、長寿命の展開システムに適していますか。

A:はい。当社の材料および構造は、数万回に及ぶ作動サイクルに耐えられるよう選定されており、疲労やクリープが制御性能に影響を及ぼす可能性のあるデバイスにおいて特に重要です。

統合およびカスタマイズ

Q:プル ワイヤを編組またはコイル構造のカテーテル シャフトに組み込むことは可能ですか。

A:はい。編組、コイル、またはマルチデュロメータ ポリマー シャフトへの組み込みを日常的に行っています。お客様のカテーテル性能目標に合ったフル操作性・サブアセンブリを設計します。
 

Q:プル リング、レーザー溶接終端、オーバーモールド アンカーに対応していますか。
A:はい。安定した機械的強度とハンドル作動機構との互換性を確保するため、レーザー溶接リング、圧着またはスエージ加工終端、オーバーモールド アンカーを提供しています。
 

Q:ワイヤはどのように配線されますか。ルーメン内や外層への配置は可能ですか。

A:両方に対応しています。操舵性、剛性、スペース制約に応じて、専用ルーメン内、ポリマー タイ 層内、またはシャフト外周に沿って配線できます。

 

Q:プル ワイヤ アセンブリをハンドルや作動システムに組み込むことはできますか。

A:はい。力の変換、リターン スプリング、トルク ノブ、ロック&リリース機構などを含む、コントロール ハンドルとの機械的統合をサポートしています。組み立て済みサブユニットの提供も可能です。

 

Q:組み立て時のワイヤの張力調整や固定に関する対応力はどの程度ですか。

A:精密な張力調整治具を使用し、一定の予圧とアンカー位置を確保するための手順を文書化しています。これにより、たわみ精度と耐久性を確保しています。

パフォーマンスおよび信頼性

Q:プル ワイヤ アセンブリの引張強さと伸びはどの程度ですか。

A:引張強さは材料や直径によって異なりますが、ステンレス鋼の場合は通常 200 ~ 400 ksi です。低伸びかつ高い制御精度を確保するため、伸び特性を設計要件に合わせて調整しています。

 

Q:繰り返し荷重や疲労試験下での性能はどうですか。

A:当社のアセンブリは、全可動域において 10,000 サイクル以上で検証されており、性能劣化はごくわずかです。‌社内で繰り返し曲げ試験および作動試験を実施することも可能です。

 

Q:バックラッシュ、ヒステリシス、中心復帰挙動に関するデータはありますか。

A:はい。お客様の設計に基づき、作動応答曲線、ヒステリシス プロット、中心復帰の検証データを作成できます。これにより、使用中も高精度の制御が保証されます。

 

Q:ワイヤのほつれ、脱落、経時的なクリープのリスクはどの程度ですか。

A:レーザー溶接、オーバーモールド アンカー、疲労特性に優れた材料を使用することで、これらのリスクを最小限に抑えています。設計は、現場での不具合を防止するため、加速劣化試験およびライフサイクル試験によって検証されています。

 

Q:操舵力、破断強度、サイクル寿命に関する社内試験を実施していますか。

A:はい。引張試験、サイクル寿命試験、作動力試験、破断強度試験を社内で実施しています。お客様のデバイスの展開条件や取り扱い条件を再現するため、試験計画をカスタマイズすることも可能です。

製造および品質管理

Q:プル ワイヤ システムの試作と量産の両方に対応していますか。

A:はい。短納期の試作、パイロット ビルド、大量生産に対応しており、開発から商業化までのスムーズな移行を可能にします。

 

Q:プル ワイヤ アセンブリは ISO 13485 認証施設で製造されていますか。

A:はい。すべての医療用プル ワイヤ アセンブリは、ISO 13485 認証および FDA 登録施設にて、厳格な工程管理と文書化基準の下で製造されています。

 

Q:検証(IQ/OQ/PQ)をサポートし、完全な文書を提供できますか。

A:もちろんです。IQ/OQ/PQ、DHF の支援、トレーサブルな検証データを、お客様の規制当局への申請要件(EU MDR、FDA、PMDA)に合わせて提供します。

 

Q:ワイヤの配置、張力、アンカー ポイントの公差はどの程度ですか。

A:公差は非常に厳しく、アンカー ポイントでは通常 ±0.1 mm、予圧/張力では ±5% としており、製造ごとにカスタマイズしています。これらは操舵性と再現性にとって極めて重要です。

 

Q:溶接部、圧着部、曲げ部に対する目視検査や自動検査は行っていますか。

A:はい。デジタル顕微鏡、力試験、自動外観検査を用いて、溶接の健全性、アンカーの品質、ルーティングの適合性を検証しています。

 

Q:プル ワイヤ部品に対して、どのようなトレーサビリティおよびロット管理を提供していますか。

A:材料証明書、溶接記録、部品バッチの追跡を含む、完全なロット レベルのトレーサビリティを標準で提供しています。これらは ISO 13485 品質マネジメント システム(QMS)に基づいて運用されています。

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