
省スペースおよびエラー防止
コンパクトなロック設計によりプリント基板へのミッドレンジ電源接続をサポートします
January 27, 2016
カリフォルニア州メンローパーク - 2016年 1 月 27 日
接続ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は、6.0 mm グレース イナーシャ コネクタを発表します。コンパクトな 6.0 mm ピッチを備えた新しいコネクタは、アプライアンス、HVAC システム、産業機器に使用されているプリント回路基板の貴重なスペースを節約します。
TE のグレース イナーシャ コネクタには、不適切な嵌合によって生じる不安定な接続を防ぐためのロック機構がハウジング内にあります。新しい 6.0 mm のコネクタは、2 ~ 3 ポジション構成のミッドレンジ電源 (最大 10A) の電線対基板接続にエラー防止ロック設計を取り入れています。設計者にとって有利な点は、ミッドレンジ電源接続向けのよりコンパクトなコネクタ設計です。これらの要件を満たすこれまでのソリューションは、極間 6.5 mm または 7.92 mm のスペーシングに基づいていました。
6.0 mm グレース イナーシャ コネクタの設計は、プラグ端子とヘッダ端子間の不適切な嵌合接続の防止に役立ちます。アセンブリ中の保証を補強するため、コネクタは「カチン」という音を立てて、嵌合が完了してプラグとヘッダがラッチしたことを知らせます。コネクタの慣性ロック機構は、使用中に信頼性に優れた接続を実現しながら、完璧な嵌合を促します。これは、外力によって生じる嵌合外れの可能性に対して有利です。
TE アプライアンス部門の電力相互接続グローバル ファミリのリーダーである Angie McMillin は次のように述べています。「設計エンジニアの課題は、引き続きアプライアンスと産業機器に使われている回路のサイズ縮小と利用可能なスペースです。それでも、製品の高い信頼性は維持する必要があります。新しい 6.0 mm グレース イナーシャ コネクタは、そのソリューションとなります。 コンパクトな 6.0 mm ピッチによりコネクタ全体のサイズが縮小し、ロック システムによりアセンブリ中の嵌合ミスの心配がなくなります。」
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