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ストーリー
パートナに注目: commonSENSE
パートナに注目: commonSENSE
4年が経ち、お客様は今、何を提供してもらえるのか知りたいのです。TE とのパートナシップで、お客様のニーズを考え、イノベーションを進めることができます。お客様との信頼関係を通して問題を解決し続けて行くことができます。

お客様: commonSENSE Monitoring Solutions, Ltd.  

フォーカス: 確実な情報の提供
ソリューション: 環境監視システムおよびサービス

所在地: エセックス、英国

 

 

 

 

 

 

設計上の課題
•測定センサ向けプラグイン機能
•誰でも使えるユーザ フレンドリなインタフェース
•規制および保全性のニーズへの対応

commonSENSE Monitoring Solutionsの創設者たちは、影響を受けやすい物品の環境監視システムを、もっと高性能でスマートな、さらにユーザ フレンドリなシステムにできると考えていました。そこで、エンジニアだけでなく誰にでも使える、あらゆる測定のニーズに適応するシステムの開発に着手しました。最初に直面した大きな課題は、共通の通信プロトコルの開発でした。これには自力で対応し、どのような測定装置でもプラグインしてデータを提出できるようになりました。


次の課題は、規制機関の遵守監査に必要とされるデータをエンド ユーザが簡単に抽出できる、直観的で操作性に優れたユーザ インタフェースの作成でした。「commonSENSE PRO の開発に先駆けて当社が検討した既存のシステムの大半は、不格好で時代遅れの感がありました。ソフトウェアの処理速度は遅く、多くの場合、データがオンサイトに保管されていました」commonSENSE CEO、Paul Humphries

流通センタに設置された commonSENSE 環境監視装置。
流通センタに設置された commonSENSE 環境監視装置。
commonSENSE 環境監視装置のクローズアップ。
commonSENSE 環境監視装置のクローズアップ。

多くのお客様が 10 年前のサーバを使って温度データを保管・管理している一方で、システムの中に冗長性はほとんど構築されていません。また、リアルタイム データと過去のデータを同時に表示すると紛らわしく、解釈が難しくなりました。commonSENSE では、誰でも日常的に使える程度に簡単なソフトウェアであると同時に、特定のニーズに合わせてお客様が調整できる程度に構成可能なソフトウェアを探していました。


また、保守性も重視されました。通常、多くの監視システムにおいて、受動型センサなどの電子機器はすべてトランスミッタに内蔵されています。これにより、装置の定期キャリブレーションは非常に手間のかかる煩雑な作業になります。現場から装置を取り外し、UKAS 認定の校正試験所に運んでキャリブレーションを行い、現場に持ち帰って再度取り付けるという作業には、2 ~ 3週間かかります。commonSENSE では、これらの課題が監視に革新をもたらす機会になると考えました。つまり、エンド ユーザの側から見たソリューションの設計です。いくつかのセンサ メーカを検討した結果、TE がパートナとして選ばれました。

パートナシップによるソリューション
•高精度のスマートなセンサの開発
•簡単なキャリブレーションと規制順守の実現
•将来のプロセス故障の軽減

commonSENSE が TE を選んだ目的は明確です。それは、影響を受けやすい物品の生産・保管・流通の監視に高精度かつ信頼性の高い新たな基準を設けることでした。チームは、アナログ・デジタル変換機能を備え、温度データをデジタル処理で出力インタフェースに送信するセンサの設計を目標にしました。業界規制の要件により、ドリフトを軽減するために、このセンサにはプログラム可能なキャリブレーション オフセット値を保存する必要もありました。TE は、トランスミッタの中ではなく、プローブ ヘッドの中に電子機器を備えたデジタル温度プローブというカスタム ソリューションを設計しました。


Paul は、次のように述べています。「データ通信機能が内蔵されたこの技術は、当社にとって大変革です。当社のトランスミッタはどのようなセンサ入力でも受け入れるようになります。お客様が解決すべき問題を提示されても、TE と協力し合ってその問題を解決するセンサを開発できるという自信があります。」


インタフェースは、ユーザがソフトウェアの詳細のレベルを定義できるように設定されます。エンジニアは、個別のセンサ データとその場所に関するレポートを表示できます。管理者レベルのユーザは、複数のサイトにわたってインストールされているシステムの概要を把握することができます。 また、電子署名機能により、ユーザは規制当局提出に必要なすべてのデータをすぐに利用できます。

The commonSENSE ソリューションにより、キャリブレーション データへのアクセスが容易になります。
The commonSENSE ソリューションにより、キャリブレーション データへのアクセスが容易になります。
commonSENSE は、お客様が固有のニーズに適応できるソリューションを設計しました。
commonSENSE は、お客様が固有のニーズに適応できるソリューションを設計しました。

commonSENSE の CTO である Andrew Millsは、故障を軽減するために TE の製品開発エンジニアと協力し合い、ファームウェアと通信プロトコルの詳細を再検討しました。また、センサ チームとは、精度、キャリブレーション、ハウジングの要件を再検討しました。ステムの導通を促進するため、熱伝導ペーストでセンシング素子を覆いました。これは、プローブの先端に位置する、非常に小型の測温抵抗体 (RTD)です。デジタル温度プローブは、広い温度範囲にわたって高精度を提供するため、さまざまな用途と異なる取り付け場所に適しています。また、TE は、防水型の IP 定格を備えたステンレス鋼ハウジングの中にセンサを実装しました。これにより、キャリブレーション用バスの中に完全に浸漬するセンサを簡単に取り付けて使うことができます。


キャリブレーション データには簡単にアクセスできます。キャリブレーション処理そのものが非常に効率的です。各センサは、新たにキャリブレーションされたセンサと簡単に交換できます。交換用センサは、既存のセンサと交換して取り付ける 1 か月前までさかのぼってキャリブレーションできます。これにより、各センサによるシステムのダウンタイムは数週間から数時間に短縮されます。ユーザは、センサ ID からすべてのキャリブレーション データをナビゲート・ダウンロード・アップロードできます。


お客様重視のもうひとつの機能として、4 年間契約サブスクリプションの監視サービスがあります。commonSENSE CMO の Travis Hurlockは、次のように説明しています。「お客様は、今当社が提供できることだけでなく、4 年周期を通じて提供できることにも関心があります。TE との提携により、イノベーションを前進させながら、お客様のニーズについても考えることができます。そうすれば、お客様との信頼関係を通して問題の解決を続けることができます。」

関連資料
パートナに注目: commonSENSE
パートナに注目: commonSENSE
4年が経ち、お客様は今、何を提供してもらえるのか知りたいのです。TE とのパートナシップで、お客様のニーズを考え、イノベーションを進めることができます。お客様との信頼関係を通して問題を解決し続けて行くことができます。

お客様: commonSENSE Monitoring Solutions, Ltd.  

フォーカス: 確実な情報の提供
ソリューション: 環境監視システムおよびサービス

所在地: エセックス、英国

 

 

 

 

 

 

設計上の課題
•測定センサ向けプラグイン機能
•誰でも使えるユーザ フレンドリなインタフェース
•規制および保全性のニーズへの対応

commonSENSE Monitoring Solutionsの創設者たちは、影響を受けやすい物品の環境監視システムを、もっと高性能でスマートな、さらにユーザ フレンドリなシステムにできると考えていました。そこで、エンジニアだけでなく誰にでも使える、あらゆる測定のニーズに適応するシステムの開発に着手しました。最初に直面した大きな課題は、共通の通信プロトコルの開発でした。これには自力で対応し、どのような測定装置でもプラグインしてデータを提出できるようになりました。


次の課題は、規制機関の遵守監査に必要とされるデータをエンド ユーザが簡単に抽出できる、直観的で操作性に優れたユーザ インタフェースの作成でした。「commonSENSE PRO の開発に先駆けて当社が検討した既存のシステムの大半は、不格好で時代遅れの感がありました。ソフトウェアの処理速度は遅く、多くの場合、データがオンサイトに保管されていました」commonSENSE CEO、Paul Humphries

流通センタに設置された commonSENSE 環境監視装置。
流通センタに設置された commonSENSE 環境監視装置。
commonSENSE 環境監視装置のクローズアップ。
commonSENSE 環境監視装置のクローズアップ。

多くのお客様が 10 年前のサーバを使って温度データを保管・管理している一方で、システムの中に冗長性はほとんど構築されていません。また、リアルタイム データと過去のデータを同時に表示すると紛らわしく、解釈が難しくなりました。commonSENSE では、誰でも日常的に使える程度に簡単なソフトウェアであると同時に、特定のニーズに合わせてお客様が調整できる程度に構成可能なソフトウェアを探していました。


また、保守性も重視されました。通常、多くの監視システムにおいて、受動型センサなどの電子機器はすべてトランスミッタに内蔵されています。これにより、装置の定期キャリブレーションは非常に手間のかかる煩雑な作業になります。現場から装置を取り外し、UKAS 認定の校正試験所に運んでキャリブレーションを行い、現場に持ち帰って再度取り付けるという作業には、2 ~ 3週間かかります。commonSENSE では、これらの課題が監視に革新をもたらす機会になると考えました。つまり、エンド ユーザの側から見たソリューションの設計です。いくつかのセンサ メーカを検討した結果、TE がパートナとして選ばれました。

パートナシップによるソリューション
•高精度のスマートなセンサの開発
•簡単なキャリブレーションと規制順守の実現
•将来のプロセス故障の軽減

commonSENSE が TE を選んだ目的は明確です。それは、影響を受けやすい物品の生産・保管・流通の監視に高精度かつ信頼性の高い新たな基準を設けることでした。チームは、アナログ・デジタル変換機能を備え、温度データをデジタル処理で出力インタフェースに送信するセンサの設計を目標にしました。業界規制の要件により、ドリフトを軽減するために、このセンサにはプログラム可能なキャリブレーション オフセット値を保存する必要もありました。TE は、トランスミッタの中ではなく、プローブ ヘッドの中に電子機器を備えたデジタル温度プローブというカスタム ソリューションを設計しました。


Paul は、次のように述べています。「データ通信機能が内蔵されたこの技術は、当社にとって大変革です。当社のトランスミッタはどのようなセンサ入力でも受け入れるようになります。お客様が解決すべき問題を提示されても、TE と協力し合ってその問題を解決するセンサを開発できるという自信があります。」


インタフェースは、ユーザがソフトウェアの詳細のレベルを定義できるように設定されます。エンジニアは、個別のセンサ データとその場所に関するレポートを表示できます。管理者レベルのユーザは、複数のサイトにわたってインストールされているシステムの概要を把握することができます。 また、電子署名機能により、ユーザは規制当局提出に必要なすべてのデータをすぐに利用できます。

The commonSENSE ソリューションにより、キャリブレーション データへのアクセスが容易になります。
The commonSENSE ソリューションにより、キャリブレーション データへのアクセスが容易になります。
commonSENSE は、お客様が固有のニーズに適応できるソリューションを設計しました。
commonSENSE は、お客様が固有のニーズに適応できるソリューションを設計しました。

commonSENSE の CTO である Andrew Millsは、故障を軽減するために TE の製品開発エンジニアと協力し合い、ファームウェアと通信プロトコルの詳細を再検討しました。また、センサ チームとは、精度、キャリブレーション、ハウジングの要件を再検討しました。ステムの導通を促進するため、熱伝導ペーストでセンシング素子を覆いました。これは、プローブの先端に位置する、非常に小型の測温抵抗体 (RTD)です。デジタル温度プローブは、広い温度範囲にわたって高精度を提供するため、さまざまな用途と異なる取り付け場所に適しています。また、TE は、防水型の IP 定格を備えたステンレス鋼ハウジングの中にセンサを実装しました。これにより、キャリブレーション用バスの中に完全に浸漬するセンサを簡単に取り付けて使うことができます。


キャリブレーション データには簡単にアクセスできます。キャリブレーション処理そのものが非常に効率的です。各センサは、新たにキャリブレーションされたセンサと簡単に交換できます。交換用センサは、既存のセンサと交換して取り付ける 1 か月前までさかのぼってキャリブレーションできます。これにより、各センサによるシステムのダウンタイムは数週間から数時間に短縮されます。ユーザは、センサ ID からすべてのキャリブレーション データをナビゲート・ダウンロード・アップロードできます。


お客様重視のもうひとつの機能として、4 年間契約サブスクリプションの監視サービスがあります。commonSENSE CMO の Travis Hurlockは、次のように説明しています。「お客様は、今当社が提供できることだけでなく、4 年周期を通じて提供できることにも関心があります。TE との提携により、イノベーションを前進させながら、お客様のニーズについても考えることができます。そうすれば、お客様との信頼関係を通して問題の解決を続けることができます。」