Q: OPS3 オイル特性センサの設計ではどのような作動原理が使用されていますか?
A: OPS3 オイル特性センサでは、高周波電流を流すと振動する音叉技術 (圧電共振器) が使用されています。この振動によってインピーダンスが生成され、これをセンサの電子回路で測定できます。
Q: OPS3 で 2 つのパラメータのうち 1 つだけを測定することはできますか?
A: センサが正確に機能するには、すべてのパラメータが所定の測定範囲内にあることを確認することが重要です。これらのパラメータは単一のセンシング素子で測定されるため、1 つでも測定範囲外のパラメータがあると、他の出力にも影響が及びます。
Q: 測定対象の媒体が一時的にセンサの測定範囲から外れた場合はどうなりますか?
A: 媒体が一時的に所定の測定範囲から外れた場合は、範囲外の値が表示されるか、エラー コードが発生することがあります。ただし、この状態は回復可能です。媒体パラメータが有効範囲内に戻ると、OPS3 の動作は正常に戻ります。
Q: どのような電源オプションを使用できますか?
A: OPS3 オイル特性センサは、12 V または 24 V の電源に対応しており、9 V ~ 36 V の電圧で正しく機能します。最大電流は 100 mA を超えません。
Q: このセンサの通信プロトコルについて教えてください。
A: OPS3 オイル特性センサは、SAE J1939 規格に基づいて CAN 出力を提供します。
Q: OPS3 センサの推奨される取り付け場所はどこですか?
A: このセンサは、システムの清潔な側 (フィルタの後ろ) の加圧エリアに設置してください。デッドエンドと油受けは避けてください。温度の均一性を確保するため、オイルの流速を可能な限り遅くする (>0.2 m.s-1) ことが推奨されます。
Q: OPS3 オイル特性センサは、オイル交換時期の判断にどのように役立ちますか?
A: OPS3 の出力に基づいて、特定のシステム、用途、潤滑油の種類に合わせてカスタマイズされたアルゴリズムをお客様側で開発できます。
Q: OPS3 の測定値にノイズが多いようです。どうすればよいですか?
A: センサ マニホールドが適切に接地されていることを確認してください。また、気泡や乱流など、干渉の原因となる可能性のあるものを排除してください。それでもノイズが残る場合は、TE までご連絡ください。
Q: OPS3 はオイル以外の流体にも使用できますか?
A: OPS3 は標準的なディーゼル燃料で使用できます。ただし、腐食性流体への曝露は絶対に避けてください。たとえ一時的な曝露でも、センサの機能が損なわれる可能性があります。
Q: OPS3 は、現場への設置後にメンテナンスが必要ですか?
A: メンテナンスは不要です。OPS3 をクリーニングすると、センシング素子に回復不能な損傷を与える可能性があるため、手入れすることは推奨されません。