特長と利点

SFP (Small Form factor Pluggable)/SFP+

Q: TE の SFP 製品の設置面積は他社製品と互換性がありますか?

A: 場合によります。一般に、単一ポートの SFP ケージはすべて、業界標準に従って設計されています。ギャング バージョンの SFP は他のどのサプライヤとも互換性はありません。TE と Molex は完全に互換性のある zSFP+ 製品を販売していますが、その他の SFP28 ソリューションは互換性がない場合があります。正確な部品または用途に関する互換性については、最寄りの TE 担当者までお問い合わせください。

 

Q: SFP、SFP+、zSFP+ の各製品には後方互換性はありますか?
A: はい、ほとんどの場合、コネクタとケーブル アセンブリにはすべて後方互換性があります。たとえば、SFP コネクタを SFP+ コネクタに直接交換することで、システムを簡単にアップグレードできます。これらは標準製品であるので、ケーブル アセンブリもシステム間で互換性があります。つまり、SFP 銅線ケーブル アセンブリを SFP+ ケージに挿入し、ボード上の SFP+ コネクタと嵌合できます。

 

Q: アプリケーション ツーリングは必要ですか?
A: 単一ポート アセンブリにはアプリケーション ツーリングは必要ありません。フラット ロック プロセスを使用できます。ギャング アセンブリとスタック アセンブリについては、アプリケーション ツーリングを推奨します。

 

Q: どのような PCB 結線オプションがありますか?
A: ほとんどの圧入およびはんだテール PCB 結線スタイルに対応する各種ケージを取り揃えています。

 

Q: 両面基板接続とは何ですか?
A: 両面基板接続を使用すると、コネクタとケージを PCB の両面に設置できます。この設計は実装面積を低減し、スタック コネクタの代替ソリューションとなります。

 

Q: ケーブル アセンブリはどのような性能要件を満たしていますか?
A: 当社の SFP+ 銅線パッシブおよびアクティブ ケーブル アセンブリは、MSA SFF-8431 によって定義されたシグナル インテグリティ要件を満たしています。お客様固有のシステム アーキテクチャの要件に合わせてケーブル アセンブリをカスタム設計できます。

 

Q: パッシブまたはアクティブ ケーブル アセンブリは必要ですか?

A: パッシブ ケーブルはアセンブリ内に信号増幅機能を持たず、信号の増幅と等化をホスト システムの電子分散補償 (EDC) に依存しています。アクティブ ケーブル アセンブリでは、信号の増幅と等化の機能がアセンブリに組み込まれています。ホスト システムで EDC を使用しない場合は通常、アクティブ ケーブル アセンブリを使用します。このソリューションはコスト節減にも寄与します。

 

Q: どのワイヤゲージが必要ですか?

A: SFP+ ケーブル アセンブリでは、お客様固有のケーブル ルーティング要件に合わせて #24 ~ #32 のワイヤゲージが使用できます。使用するワイヤゲージが小さいほど重量は軽くなり、エアフローが向上します。ケーブルのフレキシビリティも高くなるため、ルーティングが容易になります。

 

Q: どれくらいのケーブル長が必要ですか?

A: ケーブル長とワイヤゲージはケーブル アセンブリの性能特性に関係しています。ケーブル長が長いほど大きなワイヤゲージが必要となり、ケーブル長が短いほど、より小さいゲージのケーブルを使用できます。

 

Q: 顧客からの特別な要件はありますか?

A: お客様からの特別な要件の例としては、カスタムのケーブル長、EEPROM (電気的消去可能 ROM) プログラミング、ラベル付けとパッケージング、プルタブの長さと色、会社ロゴ、信号出力ディエンファシス、信号出力振幅などがあります。お客様固有のシステム アーキテクチャに合わせてケーブルをカスタム設計できます。