TE NEWS: TE Connectivity、2025年度第2四半期決算で予想を上回る成長を達成

売上・EPSともに予想を上回る。第3四半期見通しは、堅調な成長継続とRichards社買収の効果を反映

公開

05/09/25

メディアからの問い合わせ

マーケティング
TEL: 044-844-8011
E-mail:jp_pr@te.com

アイルランド、ゴールウェイ

2025年5月9日

コネクティビティおよびセンサー分野のグローバルリーダーであるTE
Connectivity(NYSE: TEL、本社:アイルランド、ゴールウェイ、以下「TE」)は、2025年3月28日締めの第2四半期決算を発表しました。

 

 

第2四半期決算ハイライト

  • 売上高は41億ドルとなり、前年同期比で4%増、実質成長は5%増となりました。特に、インダストリアルセグメントの2桁成長が主な成長要因です。
  • 継続事業からのGAAP希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.04ドルとなり、これは2025年度第2四半期における税法改正に伴う一時的な非現金税負担の影響を反映しています。調整後EPSは2.10ドルと、過去最高を更新し、前年同期比で約13%増となりました。
  • 受注額は42.5億ドルで、前年同期比および前四半期比ともに6%増となりました。
  • 営業利益率は18.1%調整後営業利益率は19.4%を記録し、·インダストリアルセグメントとトランスポーテーションセグメントの両セグメントにおける堅調な業績が寄与しました。
  • 営業活動によるキャッシュフローは上半期で15億ドル、フリーキャッシュフローは約11億ドルに達しました。
  • 株主への還元額は約10億ドルとなり、9%の増配を発表しました。
  • 北米のユーティリティ市場における力強い成長機会を捉えるべく、4月にRichards Manufacturing 社(以下「Richards社」)の買収を完了しました。
  • 「One Connected World」企業責任報告書を発行し、過去4年間でScope 1およびScope 2の 温室効果ガス排出量を80%削減した実績を報告しました。

  

最高経営責任者(CEO)のテレンス・カーティン(Terrence Curtin)は次のように述べています。「当社のチームは、過去最高の調整後EPSを達成し、売上高・利益ともに業績見通しを上回る結果を残しました。トランスポーテーションセグメントはアジアにおける強固な市場ポジションを活かし、高い利益率を維持しながら、引き続き良好な業績を達成しています。インダストリアルセグメントでは、AI、航空宇宙、エネルギー分野の広範な成長と持続的な勢いが売上高を17%押し上げ 、営業利益率の拡大にも寄与しました。」

 

長年にわたり進めてきたビジネス戦略と、顧客の近くに製造拠点を構えるという投資の成果により 、変化の大きい貿易環境にも柔軟に対応できる体制が整っていると考えています。継続的な成長の勢いと、迅速な経営判断を武器に第3四半期は売上高とEPSが前年同期を上回ると確信しています。私たちは、現在の不確実なマクロ経済環境に対してもしっかりと対応できる態勢を整えており、今後も長期的な産業技術の成長トレンドの中でイノベーションに注力し、顧客と株主の双方に価値を提供し続けてまいります」

第3四半期の見通し

売上高は、前年同期比8%増の約43億ドルを見込んでいます。継続事業からのGAAPベースのEPSは前年同期比約9%増の約2.02ドル調整後EPSは同8%増で2. 06ドルを見込んでいます。今回の見通しには、Richards社の買収および関税の影響に加え、税負担の増加(前年同期比0.04ドル、前四半期比0.06ドル相当)も織り込まれています。

 

なお、TE Connectivityのnon-GAAP財務指標に関する詳細(英語)はこちらをご覧ください。

april dream

TEのsustainability report