トランスミッション回転センサ (TRS) | ドライブ モード センサ
TE Connectivity は新しいドライブ モード センサを発表します。ドライブ モード センサは、オートマチック トランスミッションのドライブ シャフト位置を検知して運転効率と快適性をサポートする非接触センサです。
October 18, 2016
接続およびセンサ ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は本日、マグネットを内蔵した新しいトランスミッション回転センサ (TRS) を発表しました。非接触センサは、ドライブ シャフトの現在の位置に関する重要な情報を提供して、発進・停止などの運転効率と快適性に関係する機能に必要とされるオートマチック トランスミッションの有効なドライブ モードを確認します。
ドライブ シャフトの先端に取り付けられているセンサのロータに内蔵されたマグネットによって磁界が生じます。ドライブ シャフトが ± 50 度の揺動運動 (最大 359 度) で回転すると、プリント基板の 3D ホール センサが磁界の変化に反応します。製品の全寿命を通して TRS の精度は 1% です。
堅牢な高耐久性のセンサは、1 ms ~ 10 ms の更新時間で 1 mV あたり12 ビットの分解能を提供します (プログラム可能)。出力オプションには、アナログ、デジタル (SENT)、PSI 5 低電流バージョン、PWM (100 Hz ~ 1 kHz) などが含まれます。TRS には 12 V の自動車規格基板正味電圧または 5 V の 10 mA 電流を供給できます。自動車安全性要求レベル (ASIL) B に認定され、- 40°C ~ 150°C の動作温度範囲に設計されています。
TE Global Sensors 部門担当上級マネージャの Michael Ludwig は、次のように述べています。「当社の新しいトランスミッション回転センサにより、トランスミッション用途に最適な非接触測定が実現します。センサは信頼性が高く、費用対効果に優れたソリューションです。測定はダイ キャスト ハウジングを通じて行われ、完全にカプセル化されたセンサのエレメントはどのようなトランスミッション液に対しても優れた油密性を備えています。」
TE 製品は、代替パワー システムからインフォテインメントやセンサ技術に至るまで、自動車のさまざまな電子機能につながりをもたらします。