高チャネル数カテーテルに対応した設計

VERSIO は、低侵襲デバイス用途専用に設計された PCB ベースの医療用コネクタ プラットフォームです。高性能ロープロファイル カテーテルでの送電およびアナログ信号の伝送ができます。

直径 1 インチ (2.26 mm) のコネクタ内に最大 208 極の接点を装備、 シールド済みの二次信号伝送を備えた人間工学に基づいた設計を特徴とします。
VERSIO のモジュール設計により、電気生理学マッピングおよびアブレーション カテーテル、ICE (心内心エコー検査) や IVUS (血管内超音波検査) などのセンシングとデータフィードバック用の高性能カテーテルを含む視覚化カテーテルのカスタム アプリケーションを簡単に構成できます。

技術的特長

  • 208 極の PCB ベース コネクタ
  • 従来の TE 設計と同様の、実績のあるコンポーネントと端子を採用
  • コネクタ ハウジングに内蔵された補助コネクタ
  • モジュール カテーテル コネクタ
  • 高密度信号伝送および送電
  • 薄型ソリューション

マッピングの汎用性

  • 最大 12 層をトレース ルーティングに使用可能
  • 複数の接地層が可能
  • コンタクトには、必要に応じて最大 208 極まで追加可能
  • オプションの 8 極補助コネクタには磁気シールドを搭載
VERSIO PCB ベース コネクタ
信号グループは、マッピングしやすいようにグループ化され、プロセスの最適化のために間隔を空けて配置
接地は関連信号の近くに配置され、終端処理をしやすいサイズ

組み立てやすい設計

  • ボードは、最終組立時に最小限の力ではめ込み可能
  • リセプタクル ボードは色分けされ、一方向に取り付け
  • オフセット ストップを備えたプラグ ボード
  • 工程内試験用のテスト アダプタを簡単に作製
  • 2 ピース バックシェルにより、ワイヤ管理と最終検査が簡単
     

フォーム ファクタ設計

  • 完全にカスタマイズできる 2 ピース バックシェルにより、外部設計したハンドルや他のコンポーネントの組み込みが可能
  • コネクタの形状によりアライメントが容易
  • コネクタ嵌合キーによる極性を確保