Fortis Zd LRM コネクタ システム
Fortis Zd LRM コネクタ システムは、アビオニクス ボックスからミリタリ車両までの幅広い用途に適した、堅牢な次世代実装向けの革新的なモジュール コネクタ システムです。高速デジタル信号、電力、RFおよび光モジュールが使用でき、堅牢、軽量かつマルチスパン シェルの特徴を備えています。
June 10, 2015
ハリスバーグ (ペンシルベニア州) – 接続ソリューションで世界的先駆者である TE Connectivity (TE) は、革新的なモジュール コネクタ システムで、アビオニクス ボックスからミリタリ車両までの幅広い用途に適した、堅牢な次世代実装向けの新しい Fortis Zd LRM コネクタ システムを発表します。高速デジタル信号、電力、RF および光モジュールが使用でき、堅牢、軽量かつマルチスパン シェルの特徴を備えています。
「TE ではこれまで、ライン レセプタクル モジュール (LRM) の動向をサポートするため、信頼性の高い幾つかの相互接続技術を 1 つのパッケージに集約してきました」。TE の Global Aerospace, Defense & Marine の製品マネージャ、Michael Walmsley 氏はこのように言っています。「このソリューションは堅牢かつ電力、RF および光モジュールと組み合わせて、Fortis Zd コネクタの高速機能としてお客様に提供するものです。最大の対応性をお客様に提供するために、これらはすべてモジュール構成部品として販売されております。」
Fortis Zd LRM コネクタ システムは、MIL-DTL-55302 に適合した Mini-Box コンタクト インタフェースなどのミリタリ航空宇宙用途の設計や技術に基づいた、確かな相互接続を提供いたします。
このコネクタ システムは共通のベイ サイズを持つモジュール設計になっているため、特定のニーズに合わせて構成しやすく、必要な場所にモジュールを配置できます。Fortis Zd LRM コネクタ システムは、アビオニクス、電子戦、レーダー インタフェース、車両ミッション コンピュータ、通信拠点、兵器の標的および制御といったさまざまな用途に適しています。
このコネクタ システムは、最大 12 Gb/s のデータ速度をサポートする高速な Fortis Zd モジュールを利用します。高電力モジュールは1つのコンタクト当たり 55 A で、低電力モジュールは 15 A です。ハウジングは高温熱可塑性プラスチックでできており、三価クロム酸転換皮膜処理が施された軽量なアルミニウム シェルを備えています。電力、RF および光モジュールは、VPX 用途で利用されているインタフェース設計を利用します。TE の Fortis Zd LRM コネクタ システムは耐久性が高く、500 回の嵌合回数と - 65 ~ + 125 ℃ の使用温度範囲に耐えられます。
TE について
TE Connectivityは、インダストリアル・テクノロジーリーダーとして、より安全で持続可能な社会の実現、より豊かな、つながる未来の創造に貢献しています。TEのコネクティビティおよびセンサーソリューションは、広範囲の分野にまたがり、パワー、シグナル、データの伝送を実現し、次世代トランスポーテーション、再生可能エネルギー、工場自動化、データセンターから医療技術に至る様々な産業の発展に寄与しています。8,000名の設計エンジニアを含む85,000名以上の従業員を擁するTE Connectivityは、『EVERY CONNECTION COUNTS』に基づき、世界約140カ国のお客様のビジネスをサポートし続けます。詳細はwww.te.com および LinkedIn、 Facebook、WeChat、 Instagram、 X(旧Twitter) をご覧ください。