パワーリレー

ミニチュア、PCB、産業機器用パワーリレー

TEはミニチュア、PCB、産業機器向けなど、さまざまな用途に対応できるパワーリレーを提供しています。パワーリレーはシームレスな電力供給を実現する電磁コイルを使用することによって回路を開閉します。これらの費用対効果の高いリレーは、アーマチュア、バネ、1 つ以上の接点を備えています。電源投入時にリレーがノーマル オープン (NO) であることになっていれば、電磁石がアーマチュアを引きつけます。アーマチュアはコイルの方向に引き込まれて接点に接触し、回路が閉になります。同様に、電源投入時にリレーがノーマル クローズ (NC) であることになっていれば、電磁石がアーマチュアをコイルから引き離します。したがって、回路が開になります。ほとんどのパワーリレーは、ニュートラル コイル システムを備え、安定位置が 1 つのみの単安定 (ラッチング機能なし) リレーです。このリレーはこの非通電状態を維持し、電力を受け取りません。

パワーリレーは、ミニチュア、PCB、産業機器など、機械的機能によって分類されます。 ミニチュア パワーリレーは小型ですが、この用語は必ずしも絶対的なサイズを示すわけではありません。PCB パワーリレーはプリント基板 (PCB) に取り付けるように設計されています。産業機器用リレーは通常、制御パネル メーカによりスイッチング キャビネットで使用されます。産業機器用リレーは、UL などの業界の要望を満たすように設計されています。

 

電気機械パワーリレーの基本設計は、ミニチュア PCB リレーか産業機器パワーリレーかに関係なく同じです。パワーリレーには、接点システム、磁気システム、機械部品という 3 つのサブシステムがあります。パワーリレーの主要コンポーネント (接点システム上、または二次側) には、固定接点、可動接点 (磁気システム (モータ) により作動し、負荷回路を切り替える)、接点バネ (接点を保持するが、すべての接点を動かせる柔軟性がある) が含まれています。

 

電磁システムには、コイル (アーマチュアと接点の作動に必要な磁場を発生させる)、磁心、ヨーク (磁気回路を確立する)、アーマチュア (磁気回路を開閉させ、コームまたはアクチュエータを利用して可動リレー接点で動作する可動部品)、復帰バネ (コイルが通電されていない場合に磁気および接点システムの既定の位置を確立する) が含まれています。機械部品には、ケース、ベース、絶縁体 (一次回路を二次側から分離し、必要な絶縁を実現)、アクチュエータ (磁気システムの動きを可動接点に変換できる)、ピンまたは端子 (接点システムと負荷を接続する)、取り付けデバイスが含まれています。 

パワーリレー各種用途

パワーリレーは、自動車、制御、電力、安全、および信号システムで使用されています。ビル システム、たとえばエレベータやエスカレータにおいては、パワー PCB リレーは、主にエレベータ制御サブシステム、ドア制御、照明器具への PCB 取り付け向けに設計されています。HVAC では、パワー PCB リレーは、サーモスタット、電気ボイラ (加熱時間のスイッチ オン)、ポンプ全般、ファン制御などで使用されます。照明システムでは、突入電流リレーは電子バラストおよび LED 照明に特に適しています。その他の用途には、移動検出器、遠隔制御、バスシステム アクチュエータがあります。