効率的な熱収縮保護を実現する熱収縮装置

当社の熱収縮装置は、電気スプライスをシーリングして保護し、過酷な環境下で稼働する流体管理システムを機械的に保護します。幅広い用途にわたって最適な加熱温度、性能、制御機能を提供し、効率を向上させます。スクロール ダウンして、当社のラインナップをご覧ください。専門的な助言と推奨機器については当社までご連絡ください。

  1. 熱収縮の概要ビデオ (英語)

TE Connectivity のアプリケーション ツーリング部門が提供する、熱収縮処理装置の全ラインナップの概要を、ビデオでご紹介します。

XS-D1 シャトル ヒーター

550°C

最高温度設定

250mm

最大チューブ長さ (装置に対して水平に配置した場合)

70mm

最大チューブ径

EV を含む自動車業界に適した、非常に正確かつ柔軟で効率的なワイヤ構成ソリューションです。 TE Connectivity (TE) の高性能 XS-D1 シャトル ヒーターは、接合または閉じ端の構成に対応する革新的なフォーク移動技術を備えた 2-in-1 装置で、連続的な作業工程を可能にするために 2 基のワークステーションを備えています。上部加熱素子には自動高さ調節機能があり、一貫した温度を維持しながら異なるワイヤ サイズに対応できるため、多様性の高いプロジェクトにも役立ちます。プログラム可能な機能はオペレータが使いやすいように設計され、廃棄物を減らします。また、カバーを閉じた後に加熱素子をシームレスに移行させる加熱チャンバの自動移動機能も備えており、サイクルが完了するとカバーが自動的に開きます。

  1. XS-D1 シャトル ヒーターのビデオ

TE の新しい XS-D1 シャトル ヒーターを紹介するこの短いビデオで、このヒーターがどのようにして正確、柔軟、かつ効率的なワイヤ構成を可能にするかをご覧ください。

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XB 17 ベルト ヒーター (基本ユニット)
XB 17 ベルト ヒーター (画像は基本ユニット。オプションの装置スタンドと自動センタリングあり)
オプションの装置スタンドと自動センタリング付きの XB 19 ベルト ヒーター
オプションの装置スタンドと自動センタリング付きの XB 19 ベルト ヒーター

当社の X シリーズ ベルト ヒーターで生産にプラスアルファを。 当社の XB 17 および XB 19 ベルト ヒーターは、高品質な結果と優れた生産性能を実現できるように設計されています。コンベヤ スタイルのコンパクトなこれらの装置はヒートガンよりも高速で信頼性と安全性が高く、多種多様な熱収縮チューブ製品の制御プロセスを実現します。処理チャンバの上下に取り付けられた両面のタイミング ベルトはアセンブリを熱制御された赤外線加温ゾーンからファン冷却ゾーンに送り、安全に取り出しビンに集めます。労力は大幅に低減されます。アセンブリを 1 つセットしたら、オペレータは次のアセンブリの準備に進めばよいからです。スループット速度の制約は、通常、オペレータがアセンブリを装置にセットする速度ということになります。

600°C

最高温度設定

160mm

XB 19 最大チューブ長さ (ワイド加熱エレメント使用時)

25mm

XB 19 最大チューブ径

  1. X シリーズ熱収縮チューブ処理装置 (英語)

TE Connectivity (TE) X シリーズの熱収縮チューブ処理装置の概要をビデオでご紹介します。

標準的な特長

XB 17 と XB 19 で利用可能
  • 閉ループの時間および温度制御
  • 継続的な制御プロセス
  • プログラマブル ロジック システムを備えた一体型多言語タッチスクリーン インタフェースは、ベルト速度と温度設定を調整でき、何百もの独自プロファイルをユーザーが作成できます
  • ベルトが自動的に方向を反転させて、目的の温度に達する前にワイヤがチャンバに入らないようにします
  • 接続ポートは、バーコード スキャナ、自動温度キャリブレーション、上流の溶接装置とのリモート アクセスなどの複数の機能をサポートします
  • 緊急停止スイッチ
  • 生産レイアウトを容易にする薄型設計
  • 全モデルが CE 認可済み

調節可能なベルト距離

XB 19 のみ利用可能
  • XB 19 のベルト距離は調節することができ、オペレータは 100 mm ~ 160 mm のチューブ製品を処理することができます。

オプションの付属品

  • 精度を向上させるため、XB 17 および XB 19 モデル ベルト ヒーターに自動センタリング デバイス (PN 2375330-1) を取り付けることができます。簡単に取り付けられます。
  • 容易に装置を装着できるホイール付きの装置スタンド (PN 2375329-1)
  • リング端子およびスタブ用製品ホルダ。発注の詳細については、ツーリングの担当者にお問い合わせください。
  • カスタム MES (生産実行システム)。発注の詳細については、ツーリングの担当者にお問い合わせください。
  • 代替加熱エレメントも用意しています。発注の詳細については、ツーリングの担当者にお問い合わせください。

モデルの比較

  XB-17 STD XB-19 STD XB-19 ワイド バージョン
型番 2375310-1 2375310-2 2375320-1 2375320-2
電源
要件
220 VAC 110 VAC 220 VAC 220 VAC
加熱
エレメント
2 X 1000 W 2 X 1000 W 2 X 1580 W 2 X 1660 W
使用
温度
最大 600° C 最大 600° C 最大 600° C 最大 600° C
ベルト速度
範囲
2.5 ~ 35 mm/秒 2.5 ~ 35 mm/秒 2.5 ~ 35 mm/秒 2.5 ~ 35 mm/秒
装置
寸法
275 mm (幅) 
1210 mm (長さ)
540 mm (高さ)
275 mm (幅) 
1210 mm (長さ)
540 mm (高さ)
260 mm (幅)
1340 mm (長さ)
550 mm (高さ)
260 mm (幅) 
1340 mm (長さ)
550 mm (高さ)
正味重量 88 kg 88 kg 92 kg 92 kg
最大チューブ
19 mm 19 mm 25 mm 25 mm
最大チューブ
長さ
90 mm 90 mm 100 mm 160 mm
ベルト距離 固定 固定 調整可能 調整可能
固定
固定
固定
固定
220 VAC
220 VAC

用途

  • 束状の電線
  • スプライス端子
  • リング端子
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RBK X1 ベース モデル (アップグレードとしてセンタリング デバイスを搭載可能)
RBK X1 ベース モデル (アップグレードとしてセンタリング デバイスを搭載可能)
RBK X1C、センタリング デバイス付き
RBK X1C、センタリング デバイス付き

500°C

最大使用温度

65mm

最大チューブ長さ

19mm

最大チューブ径

高い信頼性で、効率的に製造。 RBK X1 プロセッサは、ワイヤ束/スプライス端子/リング端子のシールに特化して設計された、半自動装置です。長寿命加熱素子を使用して設計されたこの装置は少量用途/多種類生産に適しており、オペレータ用キー ロック/パスワード保護レベルのほか、さまざまな取り付け時間/温度/製品サイズ情報を個別に選択できます。信頼性に優れた PLC 制御機能を備えているほか、装置の奥行きを抑えることにより正面の作業スペースを広めに確保しており、ロー プロファイル、シーケンス加工にも適しています。

特長

  • 自動センタリング (一部のモデルで標準、初期モデルでもアップグレードとして利用可能) によって、加熱前にスプライス上の中央に自動的にチューブを配置して製品品質を改善
  • スタンドアロン動作モードによってオペレータが時間・温度を設定可能
  • シーケンス動作モードによって、あらかじめ設定しておいた時間・温度を自動的に順次適用 (保存済みシーケンスからも無作為に選択)
  • 上流の超音波溶接装置と通信によって、オペレータの操作なしで時間・温度を自動的に設定
  • タッチスクリーン インタフェースを備えたコンパクト フォーマット
  • オプションのバーコード スキャナとデータ収集ソフトウェアによるトレーサビリティー

用途

  • 束状の電線
  • スプライス端子
  • リング端子
ディバイダ
熱収縮処理用のモデル 105 トンネル オーブン

600°C

最高温度設定

Unlimited Tubing Length (When Running Parallel to Belt Direction)

無制限のチューブ長さ (ベルト方向と平行の場合)

76.2

最大チューブ径 (mm)

信頼できる汎用性。 モデル 105 (M105) トンネル オーブンは、さまざまな熱収縮製品のプロセス制御を実現します。統合されたモジュラ式ユニットのアセンブリをメッシュ状のコンベヤ ベルトに配置すると、加熱チャンバを通って搬送され、一連の冷却ファンによって冷却された後で、コンベヤの後部から排出されます。上部加熱チャンバの高さは、54 mm (2.11 インチ) および 98 mm (3.86 インチ) の 2 種類に設定できます。位置は、ピボット ピンを取り外し、ベアリング スタンドで再配置することによって調整します。

上部チャンバは、一部分だけを加温ゾーンに通す必要があるアセンブリでも処理できるカンチレバー式です。調整可能なヒート シールドが装備され、さまざまな用途に応じてオーブンの加熱効率を最大限に高めることができます。2 基のホイル状加熱素子は、厳密なワット数仕様に従って製造され、上部加熱素子に埋め込まれた熱電対によって一定の温度 (最高温度設定は 600˚C) に制御されます。

特長

  • 閉ループ式速度および温度制御
  • 継続的な制御プロセス
  • さまざまな用途に適用可能
  • CE 認可済み、世界各国での使用に対応
  • ヒーターの動作と過熱を知らせる警告ライト 

用途

  • Raychem 熱収縮チューブ
  • 一層構造熱収縮チューブ
  • 接着剤コーティング熱収縮チューブ
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熱収縮製品用の AD-3050 シール試験装置

すばやく簡単なスプライス サンプリング。 AD-3050 は、手動式空気圧デバイスです。同時に最大 8 基の装置でシールド スプライスを試験できる、便利な「インプロセス」サンプリング技法としての使用を目的としています。さまざまなコネクタの漏出試験を可能にするこの工具は、スプライスの保護に Raychem 製品が使われる場合の取り付け条件の予備選択として、すばやく簡単なサンプリング技法として使用されます。AD-3050 シール試験の結果と浸水試験の結果の間には、良好な相関関係が見られています。 

特長

  • シーリングの完全性をすばやく判定
  • 複数の試験装置
  • 簡単な試験サンプルの脱着
  • タイマーは 8 ~ 120 秒に調節可能 (内蔵 AD-3050 シール試験装置タイマー バージョンでのみ)
  • コネクタ シール試験ポート
  • CE 認可済み

用途

スプライス試験
  • 密閉スプライス
  • インライン スプライス
  • スタブ スプライス