
MATE-AX 小型自動車用同軸コネクタ システム
TE の新しいアナログ信号およびデジタル データ伝送用途向け MATE-AX 小型自動車用同軸コネクタ システム。苛酷な自動車環境に対応する小型の同軸コネクタ設計に基づいた新しいコネクタ ソリューションにより、最大 20 GHz の画期的なデータ速度性能が実現します。
October 18, 2016
接続およびセンサ ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は本日、アナログ信号およびデジタル データ伝送用途向けの新しい MATE-AX 小型自動車用同軸コネクタ システムを発表しました。このコネクタ ソリューションは、周波数範囲とデジタル伝送容量のどちらにおいても、標準的な FAKRA コネクタ システムに比べて大幅に優れた性能を発揮します。TE は、コネクティッド カー市場を推進するリーダーとしての役割を担い、OEM を支援する準備を整えています。
TE の自動車用 MATE-AX 小型同軸コネクタ システムは、特定の仕様において最大 20 GHz の速度でデータを転送することができます。製品は実証済みの FAKRA 設計と同等に堅牢で、ひとつの従来型 FAKRA コネクタとほぼ同じスペースで 4 本の同軸線の接続に対応します。
MATE-AX 端子およびコネクタは、RTK 031/RG 174 のような標準的な自動車グレードの同軸ケーブル用に設計されており、同軸線上の以前のアンテナ モジュール接続の小型化に貢献しています。また、カメラ リンクのデジタル高速データ速度用途に柔軟性を提供し、同軸上の MOST 150 や同軸上の自動車イーサネットといったネットワークの物理層を支援します。
TE Infotainment Coax Components 部門担当のプロダクト マネージャである Bart Van Sebroeck は、次のように述べています。「新しい MATE-AX システムは、コネクタ実装の小型化に基づく高性能なソリューションを提供します。世界の自動車市場は、小型でありながら堅牢な自動車用同軸接続に基づいて、さまざまなアナログとデジタルの用途に向けた新世代の同軸接続を導入する準備を整えています。」
TE 製品は、代替パワー システムからインフォテインメントやセンサ技術に至るまで、自動車のさまざまな電子機能につながりをもたらします。