Christian Koehler
Christian Koehler
付加価値をもたらし、人々に活気を与え、人々の生活を形作るテクノロジーを向上するための効果的なソリューションを提供するテクノロジーの開発に、私たちは焦点を当てています。

お客様や同僚、友人や家族に対しても、重要なことを明確にすること。 1991 年に TE Connectivity に入社して以来、Christian はヨーロッパ全域の大手自動車 OEM および製品管理部門で販売を手掛けてきました。プロダクト マネージャとして、以前は当社の高速相互接続のポートフォリオを監督、現在は世界市場向けのアンテナを専門としています。マイクロエレクトロニクスの修士号を含む技術的経歴を携え、カスタム アンテナの設計・開発を目的としたパートナシップによって、TE の新興企業のお客様と密接な協力を図っています。カスタム アンテナは、自動車、スマート デバイス、革新的な物流システムの複雑な技術アーキテクチャをより効率的に統合するものです。現在、IoT 対応技術向けの 5G ソリューションに取り組んでいます。そのアプローチは、「付加価値をもたらし、人々に活気を与え、人々の生活を形作るテクノロジを向上するための効果的なソリューションを提供するテクノロジの開発に焦点を当てる」という明確なものです。エレクトロニクス業界誌『Electronique』主催の Excellence 賞を受賞、専門誌にも数々の技術記事を寄稿しています。コネクテッド カー・コネクテッド ホーム・スマート ファクトリ・スマート シティに対応したソリューションを携え、TE のアンテナ ポートフォリオの拡大に貢献しています。ガス気球と熱気球のパイロット ライセンスを持ち、新しいテクノロジの構築に挑戦することを楽しんでいます。結婚歴 40 年で、お孫さんもいらっしゃいます。「常に好奇心を忘れない、常に探求心を忘れない、追い求める情熱に常に忠実である」という信条を、家族や友人にもアドバイスしています。

  1. Avnet 提供: TE と IoT イノベータ Hanhaa のパートナシップ

5G 接続に対応するカスタム設計の TE アンテナが、どのように IoT スタートアップ企業 Hanhaa の ParceLive システム構築を可能にしたかをご覧ください。ParceLive は、工場から配送先まで、リアルタイムで荷物を追跡するスマートな配達追跡システムです。TE との提携および Avnet との協業により、Hanhaa は卓越したアイデアを実用プロトタイプへ、さらに産業用製品へと展開させました。その成果は、世界中に配送された荷物の場所、状況、安全性をモニタできるダイナミックなシステムです。

ビデオ提供: Avnet

1

あなたにとって、テクノロジーはなぜ重要なのですか?

エレクトロニクス市場は非常に動的です。新たな機会を生み出し、「可能なことは何か」を考え直させるような新たな挑戦を挑んでいます。5G の展開は、まさにその一例でしょう。5G によって、人工知能や自律的処理などの新しいテクノロジーが利用できるようになります。あらゆるモノをあらゆる場所で追跡できます。そして、人と外界の関わり方が一変します。

ここ数年の間に、エンジニアは幾度となく技術的な進歩によって市場に波紋を起こそうとしました。よく知られた大手企業による、テクノロジーの使い道とテクノロジーに対する考え方を変えるはずの試みでした。しかし、これらのプロジェクトの多くは問題に遭遇するはめになり、時代の英雄はすぐに忘れ去られました。新しいアイデアとコンセプトで成功していた若手の起業家の場合も、同じことでした。

私たちが目の当たりにしているのは、企業の規模はかつてのように企業の実力を示すものではなくなった、ということです。今、重要なのは、フレキシビリティ、クリエイティビティ、スピード、そしてお客様のペースに合わせて進む能力です。

私にとって、ビジネス ケースは、スタートアップ企業がテクノロジーによって、達成できるチャレンジに挑戦しようとするときにはじめて成り立ちます。これらのチームがコンセプトから実際の製品を生み出せるようにすることが、私の生きがいです。これが実現した時は、成功したという充実感があります。また、経済性・生態系・美的感覚の持続可能性がうまく一致するように努力しています。

2

スタートアップ企業が重要な技術上の課題を克服するために、どのような支援を提供していますか?

最も大きな課題は、内蔵アンテナの開発に関わった経験の差にあると思います。内蔵アンテナは、レジスタやコンデンサのような受動部品とよく間違えられます。チームが最初に学ぶことは、達成しようとする統合のレベルを手に入れるために、内蔵アンテナがどれほど重要であるかということです。

データ シートは整っており、公表された性能値は優れたものです。でも、実際に目に見える製品を扱うときは、特定の状況において役に立つソリューション ガイドの決定版などありません。基板の形状とサイズはまちまちで、筐体内のスペースは混み合っています。スモール フォーム ファクタ デバイスの中により多くの機能を統合するには、小型化が不可欠です。

これを切り抜けるには、デバイス全体がアンテナとして機能しなければなりません。つまり、所要周波数に対応する単なるスティミュレータにとどまらないアンテナ素子を開発する必要があります。これは、エンジニアはアンテナについて一から考え直す必要があることを意味します。また、すでに内蔵アンテナの開発に成功している専門家と手を結ぶ必要もあります。エンジニアの多くは、最終製品に加えられる他の変更に対応するために、開発の初期段階において多くの設計変更が生じることに驚きます。

開発段階では、コンポーネントやモジュールをあちらこちらに移動させたり、バッテリやディスプレイのサイズを変えたりします。多くのスタートアップ企業が追加のアンテナの必要性に気が付くのは、この段階です。その結果、材料を変更する必要が生じます。これは、試作品から製品へ移行する時点であることが多く、設計全体に妥協が生じたり、製品とアンテナの性能のどちらにも深刻な影響をもたらす可能性があります。これらの問題を回避するには、事前に専門家を交えることです。予期しない変更の結果として生じる問題を解決するための余分な反復作業や妥協案も、未然に防ぐことができます。

3

アンテナ ソリューションはテクノロジー産業をどのように変えていますか?

今後の展望として、テクノロジーは、次世代のモバイル ネットワークと 5G 以降のワイヤレス システムよって形作られます。そこには次のような 5 つのトレンドがあります。

  1. ネットワーク加入者数が急激な指数関数のペースで増加する
  2. リアルタイムのワイヤレス サービスの遅延が約 50 ~ 10 ミリ秒から約 1 ミリ秒へと低下する
  3. スループット要件がギガビット毎秒単位へと高速化する
  4. 数十億台の IoT デバイスがワイヤレスで接続される
  5. 次世代のワイヤレス テクノロジーの業績評価指標の測定において、セキュリティと実用性が非常に重要な役割を担うようになる

 

これらのトレンドは、利用可能な周波数の帯域制限スペクトル内のワイヤレス トラフィックを増大させます。その結果、スペクトル効率がアンテナ設計の最重要課題となり、より充実した再現性の高い伝送路を生み出す機会を生み出します。

 

ワイヤレス トラフィックが増大すると、ノイズと干渉も増強されます。この問題を解決するには、ワイヤレス トラフィックをもっと効率的にする必要があります。つまり、デバイスは、複数のアンテナを同時に使用するようになります。スマート フォンは 6 ~ 8 基のアンテナを、BlueTooth、無線 LAN、LTE 用 MAIN および AUX、GNSS、DSRC、NFC などに対応する追跡デバイスは、3 ~ 5 基のアンテナを内蔵できます。

 

アンテナ設計者の任務は、複数のアンテナ間の効率と周波数を最大限に高め、干渉を最小限にすること、それをすべて非常に小型のフォーム ファクタに収めることです。これらは相反する要件ですが、実現可能なソリューションを手にするには妥協も許される、という考え方も大切です。TE には、これを実現する特許取得済みのアンテナ技術があります。MetaSpan アンテナ技術、MID/LDS などの 3D 製造技術、特殊全方向領域用パック アンテナ設計などはその例です。専門家と協力し合う理由はそこにあります。これらの技術を理解している専門家は、OTA (Over The Air) 設定の分析と最適化によって、ワイヤレス デバイスを効果的に操作するアンテナを的確に設計・開発するために欠かせない存在です。

4

TE との提携にはどのような価値がありますか?

スタートアップ企業の IoT イノベータである Hanhaa と、定評あるワイアレス モジュール ベンダ u-blox との提携をご紹介します。当社では、バッテリー消費量を削減し、製品に必要とされる技術的統合を実現するためには、効率性に優れたアンテナが非常に重要であることをお客様に理解していただくよう務めました。

Hanhaa の CEO である Azhar Hussain 氏は「壁と知る前に壁を登れ」という言葉を言っています。つまり、潜在的な問題が認知されないということは、TE がすでに接続の問題を突き止めて解決済みである、ということを意味しています。

モバイル アンテナ開発における豊かな体験を擁する当社のエンジニアは、複数のアンテナを超スモール フォーム ファクタのスマート フォンに収納する方法を即座に理解し、認定に至るまで支援しました。当社が分析を行ったのはプロジェクトの最終段階でしたが、ParceLive 配達追跡モジュール全体を調整し、適切なアンテナ機能を搭載して直面していた問題を解決する時間は残されていました。当社の適切なガイダンスにより、手遅れになる前に問題を未然に防ぐことができました。現在、ParceLive システムは、世界中の荷物を効率的に追跡し、環境面および機械的状況にリアルタイムの洞察を提供しながら、荷物の所在地を報告しています。

5

エンジニアリング パートナシップはどのように機能するのですか?

当社では、パートナシップの中に大きな付加価値と推進力を提供します。ワイアレス モジュールのイノベータである u-blox との提携では、同社のソリューションがすぐに軌道に乗るよう支援し、エンドユーザのお客様が求めている信頼性を生み出しました。その課題は、すべての u-blox RF モジュールにはアンテナが必要であること、そのアンテナは多くの場合内蔵型であるということです。アンテナをワイヤレス デバイスに効果的に統合するためには、設計者は、デバイス全体がアンテナの一部であることを理解する必要があります。U-blox は、アクティブ アンテナ モジュールにおいてはベテランです。その能力に TE のアンテナ技術と設計の経験を組み合わせ、まさに「ウィン・ウィン」の状況を生み出しました。

6

スタートアップ企業のイノベーションへのアプローチには、どのような違いがありますか?

Hanhaa には、スタートアップの時点から、商品の輸送に影響を及ぼす重大な問題を解決するという明確なビジョンがありました。解決すべき問題を特定することで、ビジネス プランと戦略を展開することができました。狙いを定めたソリューションは、思ったよりもかなり複雑で高度なものでした。

 

ソリューション実現の一環として、アンテナは単なるコンポーネントではなく、デバイス全体として捉えることを理解する必要がありました。当初、これは明らかではなく、コンポーネントの配置やエンクロージャ材料などの PCB レイアウトの変更が RF 性能に影響を与えるという事実もありませんでした。

 

問題は、RF モジュールのサプライヤが関与を怠り、用途の枠内におけるアンテナと RF モジュールの機能に関する有益なアドバイスを提供しなかったことです。サプライヤは、基板の他のコンポーネントとどのように機能するかを考慮せず、自社の部品だけに注目していました。

 

これは、アンテナがデータ シートに記載されたとおりに機能していないことに気づいたときに明らかになりましたが、危うく重大な状況を招くところでした。この経験から学んだことは、初期段階から専門家を導入して、アンテナの特性や具体的な情報を理解する能力を信頼するということです。データ シートに表示された情報だけでは不十分です。

 

これらのパートナシップから、私のチームは 2 つの新しいソリューションを生み出しました。これらのイノベーションは、お客様の期待を超え、RF 性能、コスト、使いやすさの要件を満たす製品を開発するためにパートナを支援するうえで、非常に重要でした。

Christian Koehler
Christian Koehler
付加価値をもたらし、人々に活気を与え、人々の生活を形作るテクノロジーを向上するための効果的なソリューションを提供するテクノロジーの開発に、私たちは焦点を当てています。

お客様や同僚、友人や家族に対しても、重要なことを明確にすること。 1991 年に TE Connectivity に入社して以来、Christian はヨーロッパ全域の大手自動車 OEM および製品管理部門で販売を手掛けてきました。プロダクト マネージャとして、以前は当社の高速相互接続のポートフォリオを監督、現在は世界市場向けのアンテナを専門としています。マイクロエレクトロニクスの修士号を含む技術的経歴を携え、カスタム アンテナの設計・開発を目的としたパートナシップによって、TE の新興企業のお客様と密接な協力を図っています。カスタム アンテナは、自動車、スマート デバイス、革新的な物流システムの複雑な技術アーキテクチャをより効率的に統合するものです。現在、IoT 対応技術向けの 5G ソリューションに取り組んでいます。そのアプローチは、「付加価値をもたらし、人々に活気を与え、人々の生活を形作るテクノロジを向上するための効果的なソリューションを提供するテクノロジの開発に焦点を当てる」という明確なものです。エレクトロニクス業界誌『Electronique』主催の Excellence 賞を受賞、専門誌にも数々の技術記事を寄稿しています。コネクテッド カー・コネクテッド ホーム・スマート ファクトリ・スマート シティに対応したソリューションを携え、TE のアンテナ ポートフォリオの拡大に貢献しています。ガス気球と熱気球のパイロット ライセンスを持ち、新しいテクノロジの構築に挑戦することを楽しんでいます。結婚歴 40 年で、お孫さんもいらっしゃいます。「常に好奇心を忘れない、常に探求心を忘れない、追い求める情熱に常に忠実である」という信条を、家族や友人にもアドバイスしています。

  1. Avnet 提供: TE と IoT イノベータ Hanhaa のパートナシップ

5G 接続に対応するカスタム設計の TE アンテナが、どのように IoT スタートアップ企業 Hanhaa の ParceLive システム構築を可能にしたかをご覧ください。ParceLive は、工場から配送先まで、リアルタイムで荷物を追跡するスマートな配達追跡システムです。TE との提携および Avnet との協業により、Hanhaa は卓越したアイデアを実用プロトタイプへ、さらに産業用製品へと展開させました。その成果は、世界中に配送された荷物の場所、状況、安全性をモニタできるダイナミックなシステムです。

ビデオ提供: Avnet

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あなたにとって、テクノロジーはなぜ重要なのですか?

エレクトロニクス市場は非常に動的です。新たな機会を生み出し、「可能なことは何か」を考え直させるような新たな挑戦を挑んでいます。5G の展開は、まさにその一例でしょう。5G によって、人工知能や自律的処理などの新しいテクノロジーが利用できるようになります。あらゆるモノをあらゆる場所で追跡できます。そして、人と外界の関わり方が一変します。

ここ数年の間に、エンジニアは幾度となく技術的な進歩によって市場に波紋を起こそうとしました。よく知られた大手企業による、テクノロジーの使い道とテクノロジーに対する考え方を変えるはずの試みでした。しかし、これらのプロジェクトの多くは問題に遭遇するはめになり、時代の英雄はすぐに忘れ去られました。新しいアイデアとコンセプトで成功していた若手の起業家の場合も、同じことでした。

私たちが目の当たりにしているのは、企業の規模はかつてのように企業の実力を示すものではなくなった、ということです。今、重要なのは、フレキシビリティ、クリエイティビティ、スピード、そしてお客様のペースに合わせて進む能力です。

私にとって、ビジネス ケースは、スタートアップ企業がテクノロジーによって、達成できるチャレンジに挑戦しようとするときにはじめて成り立ちます。これらのチームがコンセプトから実際の製品を生み出せるようにすることが、私の生きがいです。これが実現した時は、成功したという充実感があります。また、経済性・生態系・美的感覚の持続可能性がうまく一致するように努力しています。

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スタートアップ企業が重要な技術上の課題を克服するために、どのような支援を提供していますか?

最も大きな課題は、内蔵アンテナの開発に関わった経験の差にあると思います。内蔵アンテナは、レジスタやコンデンサのような受動部品とよく間違えられます。チームが最初に学ぶことは、達成しようとする統合のレベルを手に入れるために、内蔵アンテナがどれほど重要であるかということです。

データ シートは整っており、公表された性能値は優れたものです。でも、実際に目に見える製品を扱うときは、特定の状況において役に立つソリューション ガイドの決定版などありません。基板の形状とサイズはまちまちで、筐体内のスペースは混み合っています。スモール フォーム ファクタ デバイスの中により多くの機能を統合するには、小型化が不可欠です。

これを切り抜けるには、デバイス全体がアンテナとして機能しなければなりません。つまり、所要周波数に対応する単なるスティミュレータにとどまらないアンテナ素子を開発する必要があります。これは、エンジニアはアンテナについて一から考え直す必要があることを意味します。また、すでに内蔵アンテナの開発に成功している専門家と手を結ぶ必要もあります。エンジニアの多くは、最終製品に加えられる他の変更に対応するために、開発の初期段階において多くの設計変更が生じることに驚きます。

開発段階では、コンポーネントやモジュールをあちらこちらに移動させたり、バッテリやディスプレイのサイズを変えたりします。多くのスタートアップ企業が追加のアンテナの必要性に気が付くのは、この段階です。その結果、材料を変更する必要が生じます。これは、試作品から製品へ移行する時点であることが多く、設計全体に妥協が生じたり、製品とアンテナの性能のどちらにも深刻な影響をもたらす可能性があります。これらの問題を回避するには、事前に専門家を交えることです。予期しない変更の結果として生じる問題を解決するための余分な反復作業や妥協案も、未然に防ぐことができます。

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アンテナ ソリューションはテクノロジー産業をどのように変えていますか?

今後の展望として、テクノロジーは、次世代のモバイル ネットワークと 5G 以降のワイヤレス システムよって形作られます。そこには次のような 5 つのトレンドがあります。

  1. ネットワーク加入者数が急激な指数関数のペースで増加する
  2. リアルタイムのワイヤレス サービスの遅延が約 50 ~ 10 ミリ秒から約 1 ミリ秒へと低下する
  3. スループット要件がギガビット毎秒単位へと高速化する
  4. 数十億台の IoT デバイスがワイヤレスで接続される
  5. 次世代のワイヤレス テクノロジーの業績評価指標の測定において、セキュリティと実用性が非常に重要な役割を担うようになる

 

これらのトレンドは、利用可能な周波数の帯域制限スペクトル内のワイヤレス トラフィックを増大させます。その結果、スペクトル効率がアンテナ設計の最重要課題となり、より充実した再現性の高い伝送路を生み出す機会を生み出します。

 

ワイヤレス トラフィックが増大すると、ノイズと干渉も増強されます。この問題を解決するには、ワイヤレス トラフィックをもっと効率的にする必要があります。つまり、デバイスは、複数のアンテナを同時に使用するようになります。スマート フォンは 6 ~ 8 基のアンテナを、BlueTooth、無線 LAN、LTE 用 MAIN および AUX、GNSS、DSRC、NFC などに対応する追跡デバイスは、3 ~ 5 基のアンテナを内蔵できます。

 

アンテナ設計者の任務は、複数のアンテナ間の効率と周波数を最大限に高め、干渉を最小限にすること、それをすべて非常に小型のフォーム ファクタに収めることです。これらは相反する要件ですが、実現可能なソリューションを手にするには妥協も許される、という考え方も大切です。TE には、これを実現する特許取得済みのアンテナ技術があります。MetaSpan アンテナ技術、MID/LDS などの 3D 製造技術、特殊全方向領域用パック アンテナ設計などはその例です。専門家と協力し合う理由はそこにあります。これらの技術を理解している専門家は、OTA (Over The Air) 設定の分析と最適化によって、ワイヤレス デバイスを効果的に操作するアンテナを的確に設計・開発するために欠かせない存在です。

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TE との提携にはどのような価値がありますか?

スタートアップ企業の IoT イノベータである Hanhaa と、定評あるワイアレス モジュール ベンダ u-blox との提携をご紹介します。当社では、バッテリー消費量を削減し、製品に必要とされる技術的統合を実現するためには、効率性に優れたアンテナが非常に重要であることをお客様に理解していただくよう務めました。

Hanhaa の CEO である Azhar Hussain 氏は「壁と知る前に壁を登れ」という言葉を言っています。つまり、潜在的な問題が認知されないということは、TE がすでに接続の問題を突き止めて解決済みである、ということを意味しています。

モバイル アンテナ開発における豊かな体験を擁する当社のエンジニアは、複数のアンテナを超スモール フォーム ファクタのスマート フォンに収納する方法を即座に理解し、認定に至るまで支援しました。当社が分析を行ったのはプロジェクトの最終段階でしたが、ParceLive 配達追跡モジュール全体を調整し、適切なアンテナ機能を搭載して直面していた問題を解決する時間は残されていました。当社の適切なガイダンスにより、手遅れになる前に問題を未然に防ぐことができました。現在、ParceLive システムは、世界中の荷物を効率的に追跡し、環境面および機械的状況にリアルタイムの洞察を提供しながら、荷物の所在地を報告しています。

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エンジニアリング パートナシップはどのように機能するのですか?

当社では、パートナシップの中に大きな付加価値と推進力を提供します。ワイアレス モジュールのイノベータである u-blox との提携では、同社のソリューションがすぐに軌道に乗るよう支援し、エンドユーザのお客様が求めている信頼性を生み出しました。その課題は、すべての u-blox RF モジュールにはアンテナが必要であること、そのアンテナは多くの場合内蔵型であるということです。アンテナをワイヤレス デバイスに効果的に統合するためには、設計者は、デバイス全体がアンテナの一部であることを理解する必要があります。U-blox は、アクティブ アンテナ モジュールにおいてはベテランです。その能力に TE のアンテナ技術と設計の経験を組み合わせ、まさに「ウィン・ウィン」の状況を生み出しました。

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スタートアップ企業のイノベーションへのアプローチには、どのような違いがありますか?

Hanhaa には、スタートアップの時点から、商品の輸送に影響を及ぼす重大な問題を解決するという明確なビジョンがありました。解決すべき問題を特定することで、ビジネス プランと戦略を展開することができました。狙いを定めたソリューションは、思ったよりもかなり複雑で高度なものでした。

 

ソリューション実現の一環として、アンテナは単なるコンポーネントではなく、デバイス全体として捉えることを理解する必要がありました。当初、これは明らかではなく、コンポーネントの配置やエンクロージャ材料などの PCB レイアウトの変更が RF 性能に影響を与えるという事実もありませんでした。

 

問題は、RF モジュールのサプライヤが関与を怠り、用途の枠内におけるアンテナと RF モジュールの機能に関する有益なアドバイスを提供しなかったことです。サプライヤは、基板の他のコンポーネントとどのように機能するかを考慮せず、自社の部品だけに注目していました。

 

これは、アンテナがデータ シートに記載されたとおりに機能していないことに気づいたときに明らかになりましたが、危うく重大な状況を招くところでした。この経験から学んだことは、初期段階から専門家を導入して、アンテナの特性や具体的な情報を理解する能力を信頼するということです。データ シートに表示された情報だけでは不十分です。

 

これらのパートナシップから、私のチームは 2 つの新しいソリューションを生み出しました。これらのイノベーションは、お客様の期待を超え、RF 性能、コスト、使いやすさの要件を満たす製品を開発するためにパートナを支援するうえで、非常に重要でした。