TE NEWS: ルート全体をくまなく把握: TE Connectivity の資産追跡システムが自動車・インフラ見本市「Intermodal Europe 2018」に登場

ルート全体をくまなく把握: TE Connectivity の資産追跡システムが自動車・インフラ見本市「Intermodal Europe 2018」に登場

公開

10/22/18

メディアからの問い合わせ

Sibylle Steilner-Arning

TE Connectivity

0049-7127-14-1227

sibylle.steilner-arning@te.com

 

Andre Nowak

WYZE Projects 社

0049-89-178-760-81

nowak@wyze.de

サプライ チェーン全体でシームレスな資産追跡を可能にするテレマティックス ソリューションを、見本市 B76 ブースで紹介

ネッカーテンツリンゲン、ドイツ – 2018 年 10 月 22 日– 接続およびセンサの分野で世界をリードする TE Connectivity (TE) は、11 月 6 ~ 8 日にロッテルダムで開催される今年の自動車・インフラ見本市 Intermodal Europe で、新しい製品ブランド名 HIRSCHMANN MOBILITY のもと、インターモーダル貨物運輸におけるコンテナ追跡と輸送機関変更に対応する最新世代の資産追跡モジュールを出展します。B76 ブースでは、物流価値創造チェーン全体にわたって、透明性と安全性を確保しながらデータ共有を行うための仕組みをご覧いただけます。

 

ビッグデータ解析で、情報の流れを振り分ける

トラックやコンテナから、パレットおよび従業員に至るまで、今日のデジタル サプライ チェーンにおいては、あらゆるもの、あらゆる人が"スマート デバイス"になり得ます。こうしたデバイスに関する情報の流れを評価するポイントは通常、倉庫やコンテナ ヤード、貨物センターなどの場所に限られています。ただしデータについては、車や鉄道による商品輸送中、実際に何が起こっているかは、いまでもグレー ゾーンにあります。挑戦: ひとたび倉庫や貨物センターを出発してしまえば、ルートに沿ってリアルタイムでデータを追跡するのは至難の業です。特に、商品の輸送が国境をまたいで、無線通信が不可能な場所があり、接続規格も異なる国を通過する形で長距離にわたる場合はなおさらです。TE Connectivity が提供する HIRSCHMANN MOBILITY HS3000 シリーズのインテリジェント資産追跡モジュール最新世代は、こうした追跡作業を容易にします。

 

TE Connectivity の資産追跡ソリューションは、コンテナのシームレスな追跡や輸送機関の変更、さらには倉庫での荷積みからルートの最終盤に至るまで、サプライ チェーン全体にわたる一貫した輸送監視までに注力しています。これらソリューションは、サービス提供業者、貨物管理、出荷、コールドチェーン追跡や、貨物輸送における様々な境界部分において、情報のデジタル ギャップを埋める役目を果たします。

 

"膨大な量の複雑なビッグ データ リソースから、ここぞというタイミングで最も重要なデータを正確にふるい分けることは、デジタル化されたインターモーダル貨物運輸の世界における、大きな難問のひとつとなっています。究極的には、秒単位での長短が利益に影響を及ぼします"と、TE Connectivity で Product Line Solutions を担当する Heinz-Hermann Tiben は言います。"当社の資産追跡システムのハードウェアおよびソフトウェア ソリューションは、テレマティックスとプロセス パートナーすべてを統合して、「ロジスティクス 4.0」のエコシステム全体を網羅しています。運送会社、配車業者、輸送業者、その他サービス業者、さらには最終顧客に至るまで、価値創造ネットワークの誰もが恩恵を受けられます。"

 

パレット、トレーラー、コンテナが"スマート オブジェクト"となって、記録されたデータを遅滞なく伝達していくことが不可欠となります。HIRSCHMANN MOBILITY 資産追跡ソリューションは、様々な顧客やテレマティックス サービス プロバイダーが直接運用するシステムに、あらゆる情報を直接供給するような形で構築できます。こうした直接接続に加えて、テレマティックス プラットフォーム/ポータルおよび時間管理サービスも、自動的に収集されたデータを使用して、処理精度をさらに高めることができます。

 

最新技術による、継続的モニタリング

見本市に出展する資産追跡ソリューションの特長は、位置やセンサのデータを拡張可能な形で記録できる点にあります。最長 2 分でインターバルを設定できるほか、所定の閾値に到達・超過した時点で作動させることも可能です。温度・湿度・明るさ測定用センサは、低エネルギー Bluetooth (BLE: Bluetooth Low Energy) 経由で接続されます。この技術では、バッテリー駆動式タグを使用して、一意の ID を継続的にリーダへ送信します。収集された移動データは、輸送装置やネットワーク化された装置が静止しているときも、他のイベントとともに 15 分間隔で伝送されます。

HIRSCHMANN MOBILITY について

TE Connectivity の HIRSCHMANN MOBILITY、以前の Hirschmann Car Communication (HCC) の製品は、自動車およびソリューションの 2 つの製品シリーズを通じて、自動車および商用車における通信・接続向けに、世界トップ クラスのアンテナ、チューナー、インフォテインメント、M2M、テレマティックスに関する技術を提供します。

資産追跡

ルート全体をくまなく把握

TE について

TE Connectivityは、インダストリアル・テクノロジーリーダーとして、より安全で持続可能な社会の実現、より豊かな、つながる未来の創造に貢献しています。TEのコネクティビティおよびセンサーソリューションは、広範囲の分野にまたがり、パワー、シグナル、データの伝送を実現し、次世代トランスポーテーション、再生可能エネルギー、工場自動化、データセンターから医療技術に至る様々な産業の発展に寄与しています。8,000名の設計エンジニアを含む85,000名以上の従業員を擁するTE Connectivityは、『EVERY CONNECTION COUNTS』に基づき、世界約140カ国のお客様のビジネスをサポートし続けます。詳細はwww.te.com および LinkedIn、 Facebook、WeChat、 Instagram、 X(旧Twitter) をご覧ください。

詳細を表示