TE Connectivity
財務成長を示す矢印とともに、電卓と通貨が描かれているイラスト。

財務目標が優先

エグゼクティブの間では、企業利益の追求は製品イノベーションを上回る優先事項となる

4年間の調査で初めて、企業は製品イノベーションの追求よりも財務目標の達成を重視しているという結果となりました。昨年と比較すると、財務目標を最優先とするエグゼクティブの割合は20ポイント増加し66%となっています(昨年は46%)。地域差を見ると、他の目標よりも利益を優先する傾向はドイツ企業で特に顕著で、67%とグローバル平均の58%を上回っています。

また、エグゼクティブがAI活用を評価する際の指標にも財務指標の重要性が高まっています。昨年の調査では、AI導入の成功を評価する基準として上位を占めたのは、製品設計の最適化、手作業の自動化拡大、データ処理・分析能力の改善でしたが、今年はコスト削減、ROI、労働生産性の向上が上位を占めました。

TEの見解

エグゼクティブの優先事項は、製品イノベーションから財務目標へと移りつつあります。この背景には2つの要因があります。ひとつは、マクロ環境の不確実性と収益性へのプレッシャーの高まりによって、キャッシュフローや事業のレジリエンスがより重視されるようになったこと。もうひとつは、AIをはじめとするテクノロジーの広範囲な導入により、イノベーションが ROI、コスト削減、生産性向上といった財務成果につながることが求められるようになっていることです。こうした考え方の変化により、イノベーションの評価基準も変わりつつあります。従来は製品開発が中心でしたが、現在では設計・製造・オペレーションを含むシステム全体を最適化し、再現性を持って展開できる取り組みが重視されていると考えられます。イノベーションをより戦略的な成長と結びつけられる企業こそ、不確実なビジネス環境でも競争優位性を保つことができます。こうしたビジネス環境を踏まえ、TEは引き続きイノベーションとエンジニアリングへの投資を強化しています。私たちは、技術の進歩をより速く展開し、それを信頼性・効率性の向上や総保有コストの削減といった測定可能な成果へと結びつける取り組みを進めています。これにより、お客様のビジネス目標の達成を後押しし、変化の激しいグローバル市場でより高い競争力を発揮できるよう支援しています。

Chao Zhang, General Manager, Vice President of HR, TE China
Chao Zhang

TE Connectivity Chinaゼネラルマネジャー

APAC Human Resourcesバイスプレジデント