ポテンショメータ: 電流を変化させる3端子可変抵抗器

ポテンショメータとは、手動での調整が可能な可変抵抗器で、抵抗器を通過する電流を変更、調節できます。TE のポテンショメータ シリーズには、Citec ポテンショメータ シリーズが含まれ、アイレットまたは PCB 結線タイプが用意されています。10 Ω の低抵抗製品から 560 kΩ の高抵抗製品まで幅広く用意されているほか、防水型/非防水型から選定いただけます。

ポットとも呼ばれるポテンショメータには、3 つの端子があります。 2 つの端子は、抵抗素子の 1 つであるトラックに固定されています。通常、このトラックは、巻線またはセメント、カーボン、あるいは導電性プラスチックで作られています。3 つ目の端子は、スライド式接点であるワイパーに接続されています。ワイパーはトラックに沿って動作するため抵抗が変化し、これにより回路を流れる電流も変化します。オーディオ機器の音量調節などの、アナログ信号のレベル調整に使用するポテンショメータは、照明調光器などの電子回路の入力調節にも使用されます。ポテンショメータは、電流の正確な抵抗が必要となるさまざまな用途でも使用されています。 

トリマ ポテンショメータ

さまざまな定格電力と抵抗に対応する、ラジアル リード付き/表面実装型 シリーズ トリマ ポテンショメーター