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概要

設備を損傷から保護し、作業員の安全性を強化します。 当社 のケーブルクリートは堅固で耐久性に優れ、強力な機械的性能によって信頼性の高い保護を実現します。
ケーブルクリート

TE のケーブルクリート (ケーブルクランプと呼ばれることもあります) は、幅広い用途に使用できるように単心、2 心、3 心用の製品があり、過酷な環境にも耐えるよう設計されています。  

 

耐衝撃性と紫外線安定性に優れ、ハロゲンフリーの難燃性 V0 ポリマー材を使用して作られた UL 認定済みの製品であり、-40°C ~ +120°C (-40°F ~ 248°F) の過酷な温度下でも性能を保持します。

 

TE のケーブルクリートは IEC 61914:2021 に準拠して試験されており、短絡条件下の電気機械負荷に対しても、ケーブルに損傷を与えることなく優れた抵抗性を発揮します。また、革新的なリブのデザインとガラス繊維強化材料により、優れた機械的性能を提供します。

 

シンプルな設計のため、付属品を使用しなくても、短時間で簡単に取り付けることができます。ケーブルクリートの表面が平らなため、専用のハードウェアや高さ調整アダプタを使用することなく積層でき、さまざまな構成で使用できます。TE のケーブルクリートは適用範囲が広く、最大 135 mm (5.31 インチ) のケーブル外径に適合し、メートル法、ヤードポンド法のどちらのサイズの金具にも対応できます。

 

インターロック機能を備えた EPDM 成型インサートは、ケーブルの膨張、収縮、振動に対応すると同時に、設備の保護レベルを上げ、垂直の用途における機械的強度を低減します。また、ステンレス製の金具でできており、高い耐腐食性能と機械的性能を発揮します。

積層可能な構成

積み重ねを可能にする平面な設計

    

単心用ケーブルクリート
積み重ね可能な単心用ケーブルクリート
2 心用ケーブルクリート
積み重ね可能な 2 心用ケーブルクリート
3 心用ケーブルクリート
積み重ね可能な 3 心用ケーブルクリート

取り付けオプション

より簡単な施工の為に

    

フラット取り付け型
フラット取り付け型: 取り付けプレートへの施工
ストラット ナット取り付け型
ストラット ナット型: 取り付けレールへの施工
中央取り付け型
中央取り付け型: 中央への施工

保護オプション

設備保護の強化

    

インターロック機能を備えた EPDM 成型インサート
EPDM 成型インサート: 振動を吸収し、ケーブルを正しい位置に固定
SS304 グレードのステンレス製金具
ステンレス製金具: 高い耐腐食性
高度な保護を実現する堅固な設計
高度な保護を実現する堅固な設計
オレンジのバー
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主な特長

  • 耐衝撃性と紫外線安定性に優れ、ハロゲンフリーの難燃性 V0 ポリマー材により、過酷な環境下での使用に適合
  • 電気的、また機械的な負荷に対する高い耐性
  • 革新的なリブのデザインとガラス繊維強化材料により、優れた機械的性能を提供
  • シンプルな設計のため、短時間で簡単に取り付け可能
  • アダプタなしで積み重ねを可能にする平面設計
  • 設備の保護をより高める、インターロック機能を備えた EPDM成型インサートバージョン
  • 高い耐腐食性能と機械的性能を持つステンレス製金具
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TE 単心用ケーブルクリートの使用例
TE 単心用ケーブルクリートの使用例
TE 3 心用ケーブルクリートの使用例
TE 3 心用ケーブルクリートの使用例
オレンジのバー
  1. 取り付けレールへのケーブルクリートの施工

V0 規格に適合する TE のケーブル クリートは、小型で積層可能であり、幅広い種類の取り付けオプションを利用できるため、柔軟な設置が可能になります。ストラット ナットによる施工方法では、事前に組み立てておくことで部品が緩むことを防ぎ、設置時間も短縮できます。取り付けレールへのケーブル クリートの施工方法について、ショート 3D ビデオで詳しくご紹介します。

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  1. TE のケーブル クリートが電気機械負荷に対する抵抗性を発揮 (英語)

ケーブル径 26 mm ~ 38 mm に対応する TE のトレフォイル ケーブル クリートに対し、IEC 61914: 2021 に基づく短絡試験を実施する様子をご覧ください。

オレンジのバー
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FAQ

よくある質問 (FAQ)

質問: TE のケーブルクリートは何で作られていますか? 

回答: TE のケーブルクリートの本体は、耐衝撃性と紫外線安定性を持つハロゲンフリーの難燃性 V0 ポリマー材で作られています。金具の部材には、過酷な環境下でも性能を維持する、SS304 グレードのステンレス鋼を使用しています (ご要望に応じてその他のグレードのステンレス鋼もご用意できます)。ゴム製インサートは、高性能で、紫外線安定性をもち、ハロゲンフリーのエラストマ複合材で作られています。 

 

質問: 耐衝撃性はどのクラスに分類されますか?     

回答: TE のケーブルクリートは耐衝撃性において、IEC 61914:2021 の最高レベルである"Very Heavy"に分類されます。

 

質問: TE のケーブルクリートの適用温度範囲はどの程度ですか?

回答: TE のケーブルクリートは、最低温度 -40°C (-40°F)、最高温度 120°C (+248°F) の範囲内での使用において、IEC 61914:2021 の機械的試験の要件を満足します。

 

質問: ケーブルクリート間のスペーシングを計算する方法を教えてください。

回答: 国際規格 IEC 61914:2021 に基づく公式を参考に、導体間の電磁力を計算できます。この公式は、ケーブルが静剛性を維持した状態で、DCコンポーネントのない対称故障電流の波形を前提として、短絡状態で導体間に生じる電磁力の概算値を単純化し、算出します。
 

Ft = 0.17 x ip2 / S


各値の意味は以下のとおりです。 

Ft = 導体にかかる最大応力 (N/m)

ip = ピーク時短絡電流 (kA)

S = 隣接する 2 つの導体の中心間距離 (m)

このように算出された Ft 値をクリートの機械的強度と比較することで、スペーシングを決定できます。

仕様と特徴

製品情報をご確認ください または 認証機関による最新情報に関しましてはお問い合わせください。 

製品のタイプの特徴

  • ボルト (mm) M10, M12

  • タイプ  ケーブル クランプ

構成の特徴

  • 取り付けるケーブルの数  1, 2, 3, 4

  • 最小ケーブル径 (mm) 26, 27, 30, 38, 39, 42, 50, 51, 54, 63, 67, 75, 76, 100, 101

  • 最小ケーブル径 (in) 1.02, 1.06, 1.18, 1.5, 1.53, 1.65, 1.97, 2, 2.12, 2.48, 2.63, 2.95, 2.99, 3.93, 3.97

  • 最大ケーブル径 (mm) 38, 42, 50, 54, 63, 67, 75, 79, 100, 104, 135, 139

  • 最大ケーブル径 (in) 1.5, 1.65, 1.97, 2.12, 2.48, 2.63, 2.95, 3.11, 3.93, 4.09, 5.31, 5.47

  • 設置高 - 最大 (mm) 90, 100, 110, 120, 130, 140, 150, 170, 180, 200, 220, 240, 260, 270, 300, 340, 390

  • 設置高 - 最大 (in) 3.54, 3.93, 4.33, 4.72, 5.11, 5.12, 5.51, 5.9, 6.69, 7.08, 7.87, 8.66, 9.44, 10.23, 10.26, 10.63, 11.81, 13.38, 15.35

ボディの特徴

  • ボルト穴中心 (mm) 64, 80, 100, 107, 126, 139, 160, 163, 187

  • ボルト穴中心 (in) 2.52, 3.15, 3.93, 4.21, 4.96, 5.47, 6.3, 6.42, 7.36

機械的アタッチメント

  • 取り付けハードウェア  インサートなし, ストラット ナット - ステンレス, ハードウェアなし, フラット マウント, 中央取り付け

製品在庫状況

  • ハードウェア、接地、取り付け製品の在庫状況  ANZPAC, EMEA, アジア, アメリカ, 中国

参照番号

  • TE用番号 CAT-CABLE-CLEATS

関連資料

データ シート/カタログ ページ