マイクロサーモカップルの概要
TE Connectivity のマイクロサーモカップル温度センサについてご覧ください。
サーモカップル センサは、先端においてサーモカップルのジャンクションで接合された 2 種類の異種金属で構成されています。サーモカップルのジャンクションの温度がワイヤの先端温度と異なるときに、ミリボルトの信号が生成されます。このジャンクションが温度測定部になります。2 種類の金属のジャンクションに微小な電圧が発生するので、それを制御システムで測定して温度に換算できます。異種金属は個別に絶縁され、密着巻き 2 条構成を維持するためにオーバーコートが施されています。
サーモカップルには、次のような幅広い用途があります。
カテーテルなどの医療用途では、特殊な特性を備えた小型温度センサが必要になります。当社のマイクロサーモカップル センサの特長は次のとおりです。
TE Connectivity のマイクロサーモカップル温度センサについてご覧ください。
ステータ温度センサは、大型モータなどのさまざまな用途で高い安定性を発揮します。
Q: 接地型サーモカップルの長所と短所を教えてください。
A: 接地型ジャンクションは、ジャンクションがパッケージング・保護ケース・金属ケースと接触します。これにより、応答時間は速くなりますが、接地された先端部は環境における起電力の影響を受けやすくなり、測定に誤差が生じる可能性があります。それに対して、非接地型ジャンクションは金属ケースと接触しないジャンクションです。応答時間は遅くなりますが、読み取り値の誤差も少なくなります。
詳しくはこちらをご覧ください: RTD およびサーモカップルに関するよくある質問 (FAQ)