注目の製品: LVDT 位置センサ

ペンシルバニア州バーウィン – 2020 年 6 月 16 日 –  電子化とデジタル化によって Industry 4.0 が発展を続ける中で、信頼できる位置センサは産業用液圧用途の厳しい要求に応えるために非常に重要です。接続およびセンサの分野で世界をリードする TE Connectivity (TE) の LVDT 位置センサは、ICT オフハイウェイ機器とインダストリアル マシン ツールの油圧用途要件に基づいた標準およびカスタム ソリューションを提供します。

「TE は過酷な環境で液圧用途の要件に適合するように設計された LVDT 位置センサを多種多様に取り揃えていきます」と上級プロジェクト マネージャの Shane Lauth は語ります。「お客様は、システム設計に必要となる形態、取り付け、機能、AC または DC 処理を備えた液圧 LVDT を利用できます。これらのセンサは、高い精度と迅速な応答時間を備えた優れたシステムとフィードバック制御を可能にします」

TE の LVDT 位置センサは液圧バルブおよびアクチュエータに最適化されており、コンパクトで高い精度、信頼性、適応性を備えています。

LVDT 位置センサは 1 インチの 1,000 分の 1 の範囲内のスプール位置を測定できる精度で、分解能は無限です。これらのセンサは、高速な動的応答と相俟って要求の厳しい用途のシステム制御と正確な測定を可能にし、運用効率を改善します。 

摩擦のない動作によって信頼性の高いセンサ寿命と再現性が実現され、液圧 LVDT を要求の厳しい高サイクル用途で使用できます。これらの位置センサはハーメティック シールされており、バルブ内部に取り付けることができます。高圧 (最大 10,000 psi) や油圧オイルなどの過酷な曝露に耐えることができます。

TE の液圧 LVDT は、コンパクトな設計によって狭い空間にも収まり、所定の面積でストローク長を最大化することができます。これらの LVDT はわずか +0.005 インチのストローク長なので、空間に制約があって現在 LVDT を使用できない各種バルブ用途での動作に適しています。

TE には液圧バルブ用途に適したさまざまな標準 LVDT 設計があり、その他の用途要件に合わせてセンサをカスタマイズすることもできます。信号調整、サイズとストローク長に対する構成の高い柔軟性、圧力範囲、取り付け設定、出力および電気接続を備えています。AC ユニットおよび DC ユニットが用意されています。 

LVDT 位置センサは、産業用途 (射出成形、ダイキャスト、型押プレス、ロボット、アセンブリ機器と金属加工機械) および ICT 用途 (建設および農業機器、ブーム式リフト、マテリアル ハンドリング、マイニング トラック) での使用に適しています。