蒸気タービン発電所

機械的判断

LVDT 選びの最も重要なポイントのひとつは、最適な機械的インタフェースを見つけることです。

フリー コア LVDT、ガイド付きコア LVDT 線形位置センサのどちらも、苛酷な環境で使用できる各種モデルを取り揃えており、無限の分解能を提供します。 フリーコア LVDT は、通常安価で幅広い範囲に対応するさまざまなサイズがある反面、ガイド付きコアのセンサに比べて取り付けが難しいという問題があります。 ガイド付きコア LVDT にはバネ荷重型と空気荷重型の 2 種類があり、取り付けは簡単ですが、フリーコア LVDT より高額で対応するレンジが限られています。 これらの相違点に加え、単にフリーコア LVDT の方が適している用途もあれば、ガイド付きコア LVDT の方が適している用途もあります。

フリーコア LVDT

フリーコア LVDT の可動部は、コアと呼ばれる透磁性材料による分離した管状電機子です。コアはコイルの中空ボア内で軸方向に自由に移動して、位置を測定する物体と機械的に結合します。このボアは通常、コイルとの間で物理的接触がなく、コアとボアの間に半径方向の大きなクリアランスが得られるほどの大きさがあり、摩擦のない測定とほぼ無限の機械寿命を実現しています。

HLR LVDT 位置センサ
ブランク

用途

フリーコア LVDT は汎用性に優れ、非接触式で堅牢であり、適切な材料で構成された場合は苛酷な環境で長期にわたる信頼性を提供します。摩擦のない動作により、高度な再現性と分解能が生み出されます。これらの特性に基づいて、LVDT は通常、航空機の下げ翼インジケータ、海中用途、高温蒸気バルブ、発電所など、所有コストや安全性、高い信頼性が最優先されるシステムで使用されています。フリーコア LVDT のその他の用途:

  • 測定対象が基準面または対象物に機械的に結合した状態 (バルブ、油圧シリンダ、アクチュエータ、張力計)
  • 4.00 インチ以上の測定レンジ
  • 周波数応答10 Hz (振動測定)
  • 感受性材料または高度弾力性材料のクリティカルな測定により、わずかな機械抵抗または機械抵抗なしで対象物の移動が可能

ガイド付きコア LVDT

一般に寸法計測プローブと呼ばれるバネ荷重型 LVDT には、高精度リニア ベアリングでサポートされるシャフトに結合されたバネ荷重型の可動アーマチュアを含む、LVDT またはハーフ ブリッジの非接触誘導型位置センサが導入されています。一般的な計測プローブの最大計測範囲は、±0.50 mm ~ ±50.0 mm (±0.020 in ~ ±2.00 in) というミクロン単位の分解能です。電子部品がバネ荷重アセンブリの中に設計されている場合、外部電子部品の必要がなくなり、センサをより簡単にコスト効果よく自動セットアップすることができます。

精度ゲージ ヘッド
ブランク

用途

電子計測プローブは、製造部品の寸法計測に広く使われており、品質保証システムにおいて重要な役割を果たします。以下のように、測定対象が機械的に基準面に結合されない用途に適しています。

  • 重工業における計測: ハーメティック シールされた計測プローブは、過酷な環境における寸法測定に伴う問題を解決します。
  • 高精度計測: 半径方向の遊びと側面荷重の影響を最小限にするため、高精度の計測プローブには、硬化・研磨された非回転プローブ シャフトに密着するライナー ボール ベアリング アセンブリが使われています。これにより、0.000006 インチ (0.15 μm) という驚異的な信頼性が実現します。
  • 組み立てラインの品質測定: これらの用途には空気膨張式/引き込みバネ構造の計測プローブが推奨されます。これらのプローブは、測定を行うために膨張/伸張したあとで元に戻るので、製品が組み立てラインを移動してもプローブに損傷を与えません。
  • プレートの平面度測定
  • 測定対象物の潜在的な軸断面移動: たとえば、回転部品の真円度測定を行う場合など。
  • 厚さ測定