NetScanner 9146-R 温度スキャナ

オンボードの信号調整・アナログ デジタル変換・マイクロプロセッサ補償機能を組み込むことによって、高精度のデータを提供します。 工学単位の場合は最高 33 Hz、また生のカウント データ形式の場合は 100 Hz のデータ スループット速度で、Ethernet を介したホスト PC インタフェースを実現しています。9146-R・9146-T・9046-Sはいずれも、NetScanner ファミリを構成する計器です。NetScanner シリーズの計器はすべて、共通の電源・ソフトウェア・通信プロトコルを使用しています。3 つの温度スキャナはそれぞれ、独自の結線機能を採用しています。9146-R は、3 線または 4 線の RTD では LEMO® 丸型コネクタを使用し、また、Smart Connectors™ と呼ばれる画期的な新技術を採用して、独立した均質の温度基準接点 (UTR: uniform temperature reference) を EEPROM メモリと組み合わせることによって、センサの自動識別・自動補償機能を提供します。この技術によって、9146-R による RTD・ファイン ゲージ サーモカップル・電圧の測定を可能にしています。9146-T では、ねじ込み端子インタフェースの使用により、2 線または 3 線のミディアム ゲージ サーモカップルの簡便な接続を実現しています。9046-S では、センサを直接接続するためのクリンプ ピンと、サーモカップルと RTD のあらゆる組み合わせの測定を可能にする、環境的に密閉された計器を実現するグランド シールを使用しています。