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一見関係のなさそうなところからアイディアを採り入れることに大きな価値があります。

コグニフィケーション (Cognification)。これは Benjamin の好きな言葉で、デバイスが周りの環境を少なくとも部分的にでも理解し、その情報に基づいて振る舞いを変えるという考え方です。 コグニフィケーションは、彼が最も関心を持っているネットワーク接続されたビルディングにおけるトレンドの 1 つです。「デジタル カメラ・携帯電話・電子手帳・電卓などを別々のデバイスとして持ち運んでいたのはそれほど昔のことではありません。これらのデバイスは、今やすべてスマートフォンに集約されました。これと同じように、これからの 10 年で、照明・暖房・セキュリティ・電話・HVAC・インターネット・その他のネットワークの組み合わせによってビルディングをはるかに柔軟で効率が高くインテリジェントなものにするプラットフォームができるような気がしています」と Benjamin は述べています。Benjamin は当初大学で美術と文学の分野を研究していましたが、ミネソタ大学の卒業時に取得したのは電気工学の学位でした。このような経歴が、彼に創造性と数学への情熱をもたらしています。Benjamin はまず現在の Artesyn Embedded Technologies に就職し、そこでサーバ/コンピューティング業界向けの AC-DC 電源のハードウェアとソフトウェアを設計しました。MBA を取得し、医療用デバイスの新規参入企業に短期間所属した後、SICK, Inc. に移って産業オートメーション業界向けの複数のセンサ プラットフォームの設計と管理に携わりました。そして、経営戦略にもう少し関わりを持ち、MBA の資格を活用することを目指して、Honeywell で製品管理の仕事を始めます。その 4 年後、自分が新技術と密接に関連した仕事を求めていることに気づき、システム設計者になればビジネスと技術のバランスが取れた仕事ができると確信するようになります。そして、2016 年 2 月、インテリジェント ビルディングの米国システム設計者として TE に入社しました。 

「イノベーションの秘訣は、新しいアイディアのすべてに理にかなった結論を出し、それらのアイディアから学ぶことです」

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TE のエンジニアは現在どのような産業界の課題に取り組んでいますか?

システムとデバイスを効果的にする最もよい方法は、それらをさらにインテリジェントにすることです。TE はこの数年で複数のセンサ企業を買収し、主要システムにデータを送り込むエッジ デバイスに TE のセンサや接続技術を統合できるようになりました。問題は、どのようなデータがお客様に最大の価値を提供できるのかを知り、どのようにすればそのデータをお客様の用途に最も効果的に提供できるかを知ることです。それには、性能を最適化するための判断をどこで下し、何がそれらの判断を導くかを理解する必要があります。たとえば、占有センサを利用して部屋に人がいるかどうかを知ることで、電灯を消してもよいかどうかを判断できます。これは非常に単純な例ですが、こういったシステムは容易に複雑化します。窓の開閉を検出するセンサがあり、誰かが窓を開けて空気を入れ換えようとしたとします。完全に統合されたシステムなら、この情報を使用して HVAC システムのスイッチが入らないようにし、部屋の明るさの変化に合わせて照明を調整することができます。そして、おそらくセキュリティ システムは窓が開いていることを感知して、ガラスが割れていないかどうかをチェックします。これらのシステムを実現する方法は無限に存在しますが、重要なのは何がこれらの判断を導くかを理解することです。先ほどの例をもう一度使用すると、HVAC システムは窓が開いているかどうかを感知しますが、セキュリティ システムは感知しないかもしれません。大きな課題は、システムに最大の価値を与えながらコスト効果の高いソリューションをお客様に提供する方法です。 

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お客様に対するエンジニアリングのジレンマの解決にどのように取り組んでいますか?

当然ながら、第一の難関は問題を徹底的に理解することです。お客様や、場合によってはそのお客様の顧客の、現実の世界での体験を観察することから始めるのが最善でしょう。問題との距離があまりに近すぎて、あるいは現在のソリューションの特性を受け入れてしまっているせいで、お客様は問題があることに気づいていないかもしれません。外部の観察者としてなら、その問題に気づくことができます。

その後は、得られた潜在的な知見をお客様のニーズや能力と組み合わせるという問題になります。それだけでよいこともありますし、場合によっては、トレードオフを評価して複数のソリューションの実験を重ねることで問題に最適なソリューションを見つけていくこともあります。 

3

TE で仕事をすることの最も大きな魅力はどういった点ですか?

イノベーションと実験の文化です。私たちは実に素晴らしい時代、先例のないコネクティビティとアクセスの時代を生きています。株式を公開している巨大企業はすべてよく似た課題に直面しています。それは、小回りの利く革新的な競争相手からの絶え間ない攻勢の脅威が迫る中で、どのようにすれば株主に価値を提供し、規模のメリットを活かし続けられるかということです。

TE はイノベーションに対して非常に現実的なアプローチをしています。この会社は絶えず新しいことに挑戦しており、急速に進むイノベーションに戸惑うことがありません。イノベーションの秘訣は、これらの新しいアイディアの 1 つ 1 つに理にかなった結論を出し、それらのアイディアから学ぶことです。そのようなダイナミックな環境の中で誰もがともに進歩していくのを見ることができて本当に楽しく思っています。 

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今後 20 年で、ビルディングや都市環境におけるコネクティビティの将来はどうなると想像していますか?10 年後はどうでしょう?

今はユーザ体験の時代で、私たちは現時点での接続性レベルを利用して体験をパーソナライズして最適化しています。デジタル カメラ・携帯電話・電子手帳・電卓などを別々のデバイスとして持ち運んでいたのはそれほど昔のことではありません。これらのデバイスは、今やすべてスマートフォンに集約されました。これと同じように、これからの 10 年で、ビルディングをはるかに柔軟で効率のよいものにするプラットフォームができるような気がしています。このプラットフォームの周辺には大量のイノベーションが存在することでしょう。それはスマートフォンのアプリで起こった現象と似ています。個人的な好みやその時点での必要性に従って、ニーズに合わせて環境を調整することができます。つまり、照明を調整して環境を自然な感じにしたり、毎日の自然なリズムに合うようにしたり、室内にいる人数によって温度を調整したりということです。その可能性はほぼ無限大です。

今から 20 年後についてですが、インテリジェント ビルディングや都市のプラットフォームでイノベーションが始まった後に技術がどのように整理・再編成されていくかを予測することはほとんど不可能です。私は、高度にネットワーク接続されたネット ゼロ エネルギー ビルディング、スマートな街路照明のネットワーク、自己完結型の DC マイクロ グリッドなどの実現を期待しています。可能性に終わりはありません。 

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最も刺激を受ける業界のトレンドは何ですか?

まず、コグニフィケーションです。「スマート デバイス」という専門用語はあまりに使われすぎて、マイクロ コントローラとファームウェアで動作するデバイスなら何でもそう呼ぶようになってしまいました。私のいうコグニフィケーションとは、デバイスが周りの環境を少なくとも部分的にでも理解し、その情報に基づいて振る舞いを変えるという考え方のことです。

2 つ目は共有です。私たちは、何か資産を持つというよりも、常にサービスにアクセスするようになっています。このことは多くの形で観察できます。DVD を持つ代わりにストリーミング映画を利用する、マイカーを持つ代わりにカーシェアリングを利用する、CD もデジタル音楽ファイルさえも持たずにストリーミング音楽を利用するといった具合です。

最後は探求心です。技術が急速に進歩してそのコストも下がっていることで、古い問題を新しいやり方で見ることができるようになりました。私が特に興味深いと思っている例の 1 つは送電網です。私たちは、供給サイドからではなく需要サイドから代替エネルギーに対応するだけでなく、DC 電力網のアイディアを再検討しています。多くの代替エネルギーでそれなりの改善が行われてきましたが、電子デバイスの消費電力が下がったことのほうがはるかに大きな影響がありました。電力の消費レベルが非常に少なくて環境発電から給電できるデバイスや、代替エネルギーから対象のシステムに十分以上の電力を供給できるデバイスもあります。 

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TE のお客様にとって最大の課題とは何でしょうか?

コネクティビティや IoT のセグメントには大きな問題が 2 つあると考えています。それは互換性とセキュリティです。IoT についての規格はまだ確立されていませんし、もっと正確に言えば、複数の標準が競合している状況ですから、当社のお客様はどういう方向性で進めばよいか手探りの状態に置かれています。最終的には何らかの形で決まるでしょう。しかし当座は、お客様は互換性の問題でもどかしい状態に置かれたままになります。

セキュリティはもう 1 つの大きな課題です。毎日大量のデータを生み出すセンサやデバイスが大量に存在するので、プライバシーや機密情報が危険にさらされる可能性があります。セキュリティの課題は、デバイスだけではなく、クラウドや既存データの巨大なリポジトリにも当てはまります。 

7

あなたの動機付けは何ですか?困難な問題にはどのようにアプローチしていますか?

私は、たいてい周囲の人間から刺激を受けています。私とは異なった体験をした人の考え方を知りたいですね。一見関係のなさそうなところからアイディアを採り入れることに大きな価値があります。自分ひとりで考えつくものよりも優れたソリューションが見つかるかもしれません。

同じように、本当に難しい問題で先行きが見えない場合は、誰かと話をして何か忘れていないかを確認することは大切なことです。初めて働いたときの私のマネージャは、自分の写真を入れた木製の写真立てを当時のチーム全員に渡してくれました。何か問題が起こったら私の写真に向かって詳しく話してみなさい、と言うのです。まだ答えが出ていないなら、他の誰かに話してみるべきです。自分自身に対して話してみるだけでも、見逃している何かに気づくことがあります。 

8

エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?

実は、大学では最初は美術と文学を専攻していました。しかし、それを自分の望む仕事に活かす方法がわからなかったので、約 1 年間、数学を集中して勉強しました。数学は高校のときに大好きな科目だったものですから。数学の学位を取っても何ができるのかまったくわからなかったので、工学のほうに進みました。私にとって、工学は文理の興味をどちらも満たしてくれるものでした。創造的な面も活かせますし、私の好きな数学も活かせます。 

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一見関係のなさそうなところからアイディアを採り入れることに大きな価値があります。

コグニフィケーション (Cognification)。これは Benjamin の好きな言葉で、デバイスが周りの環境を少なくとも部分的にでも理解し、その情報に基づいて振る舞いを変えるという考え方です。 コグニフィケーションは、彼が最も関心を持っているネットワーク接続されたビルディングにおけるトレンドの 1 つです。「デジタル カメラ・携帯電話・電子手帳・電卓などを別々のデバイスとして持ち運んでいたのはそれほど昔のことではありません。これらのデバイスは、今やすべてスマートフォンに集約されました。これと同じように、これからの 10 年で、照明・暖房・セキュリティ・電話・HVAC・インターネット・その他のネットワークの組み合わせによってビルディングをはるかに柔軟で効率が高くインテリジェントなものにするプラットフォームができるような気がしています」と Benjamin は述べています。Benjamin は当初大学で美術と文学の分野を研究していましたが、ミネソタ大学の卒業時に取得したのは電気工学の学位でした。このような経歴が、彼に創造性と数学への情熱をもたらしています。Benjamin はまず現在の Artesyn Embedded Technologies に就職し、そこでサーバ/コンピューティング業界向けの AC-DC 電源のハードウェアとソフトウェアを設計しました。MBA を取得し、医療用デバイスの新規参入企業に短期間所属した後、SICK, Inc. に移って産業オートメーション業界向けの複数のセンサ プラットフォームの設計と管理に携わりました。そして、経営戦略にもう少し関わりを持ち、MBA の資格を活用することを目指して、Honeywell で製品管理の仕事を始めます。その 4 年後、自分が新技術と密接に関連した仕事を求めていることに気づき、システム設計者になればビジネスと技術のバランスが取れた仕事ができると確信するようになります。そして、2016 年 2 月、インテリジェント ビルディングの米国システム設計者として TE に入社しました。 

「イノベーションの秘訣は、新しいアイディアのすべてに理にかなった結論を出し、それらのアイディアから学ぶことです」

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TE のエンジニアは現在どのような産業界の課題に取り組んでいますか?

システムとデバイスを効果的にする最もよい方法は、それらをさらにインテリジェントにすることです。TE はこの数年で複数のセンサ企業を買収し、主要システムにデータを送り込むエッジ デバイスに TE のセンサや接続技術を統合できるようになりました。問題は、どのようなデータがお客様に最大の価値を提供できるのかを知り、どのようにすればそのデータをお客様の用途に最も効果的に提供できるかを知ることです。それには、性能を最適化するための判断をどこで下し、何がそれらの判断を導くかを理解する必要があります。たとえば、占有センサを利用して部屋に人がいるかどうかを知ることで、電灯を消してもよいかどうかを判断できます。これは非常に単純な例ですが、こういったシステムは容易に複雑化します。窓の開閉を検出するセンサがあり、誰かが窓を開けて空気を入れ換えようとしたとします。完全に統合されたシステムなら、この情報を使用して HVAC システムのスイッチが入らないようにし、部屋の明るさの変化に合わせて照明を調整することができます。そして、おそらくセキュリティ システムは窓が開いていることを感知して、ガラスが割れていないかどうかをチェックします。これらのシステムを実現する方法は無限に存在しますが、重要なのは何がこれらの判断を導くかを理解することです。先ほどの例をもう一度使用すると、HVAC システムは窓が開いているかどうかを感知しますが、セキュリティ システムは感知しないかもしれません。大きな課題は、システムに最大の価値を与えながらコスト効果の高いソリューションをお客様に提供する方法です。 

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お客様に対するエンジニアリングのジレンマの解決にどのように取り組んでいますか?

当然ながら、第一の難関は問題を徹底的に理解することです。お客様や、場合によってはそのお客様の顧客の、現実の世界での体験を観察することから始めるのが最善でしょう。問題との距離があまりに近すぎて、あるいは現在のソリューションの特性を受け入れてしまっているせいで、お客様は問題があることに気づいていないかもしれません。外部の観察者としてなら、その問題に気づくことができます。

その後は、得られた潜在的な知見をお客様のニーズや能力と組み合わせるという問題になります。それだけでよいこともありますし、場合によっては、トレードオフを評価して複数のソリューションの実験を重ねることで問題に最適なソリューションを見つけていくこともあります。 

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TE で仕事をすることの最も大きな魅力はどういった点ですか?

イノベーションと実験の文化です。私たちは実に素晴らしい時代、先例のないコネクティビティとアクセスの時代を生きています。株式を公開している巨大企業はすべてよく似た課題に直面しています。それは、小回りの利く革新的な競争相手からの絶え間ない攻勢の脅威が迫る中で、どのようにすれば株主に価値を提供し、規模のメリットを活かし続けられるかということです。

TE はイノベーションに対して非常に現実的なアプローチをしています。この会社は絶えず新しいことに挑戦しており、急速に進むイノベーションに戸惑うことがありません。イノベーションの秘訣は、これらの新しいアイディアの 1 つ 1 つに理にかなった結論を出し、それらのアイディアから学ぶことです。そのようなダイナミックな環境の中で誰もがともに進歩していくのを見ることができて本当に楽しく思っています。 

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今後 20 年で、ビルディングや都市環境におけるコネクティビティの将来はどうなると想像していますか?10 年後はどうでしょう?

今はユーザ体験の時代で、私たちは現時点での接続性レベルを利用して体験をパーソナライズして最適化しています。デジタル カメラ・携帯電話・電子手帳・電卓などを別々のデバイスとして持ち運んでいたのはそれほど昔のことではありません。これらのデバイスは、今やすべてスマートフォンに集約されました。これと同じように、これからの 10 年で、ビルディングをはるかに柔軟で効率のよいものにするプラットフォームができるような気がしています。このプラットフォームの周辺には大量のイノベーションが存在することでしょう。それはスマートフォンのアプリで起こった現象と似ています。個人的な好みやその時点での必要性に従って、ニーズに合わせて環境を調整することができます。つまり、照明を調整して環境を自然な感じにしたり、毎日の自然なリズムに合うようにしたり、室内にいる人数によって温度を調整したりということです。その可能性はほぼ無限大です。

今から 20 年後についてですが、インテリジェント ビルディングや都市のプラットフォームでイノベーションが始まった後に技術がどのように整理・再編成されていくかを予測することはほとんど不可能です。私は、高度にネットワーク接続されたネット ゼロ エネルギー ビルディング、スマートな街路照明のネットワーク、自己完結型の DC マイクロ グリッドなどの実現を期待しています。可能性に終わりはありません。 

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最も刺激を受ける業界のトレンドは何ですか?

まず、コグニフィケーションです。「スマート デバイス」という専門用語はあまりに使われすぎて、マイクロ コントローラとファームウェアで動作するデバイスなら何でもそう呼ぶようになってしまいました。私のいうコグニフィケーションとは、デバイスが周りの環境を少なくとも部分的にでも理解し、その情報に基づいて振る舞いを変えるという考え方のことです。

2 つ目は共有です。私たちは、何か資産を持つというよりも、常にサービスにアクセスするようになっています。このことは多くの形で観察できます。DVD を持つ代わりにストリーミング映画を利用する、マイカーを持つ代わりにカーシェアリングを利用する、CD もデジタル音楽ファイルさえも持たずにストリーミング音楽を利用するといった具合です。

最後は探求心です。技術が急速に進歩してそのコストも下がっていることで、古い問題を新しいやり方で見ることができるようになりました。私が特に興味深いと思っている例の 1 つは送電網です。私たちは、供給サイドからではなく需要サイドから代替エネルギーに対応するだけでなく、DC 電力網のアイディアを再検討しています。多くの代替エネルギーでそれなりの改善が行われてきましたが、電子デバイスの消費電力が下がったことのほうがはるかに大きな影響がありました。電力の消費レベルが非常に少なくて環境発電から給電できるデバイスや、代替エネルギーから対象のシステムに十分以上の電力を供給できるデバイスもあります。 

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TE のお客様にとって最大の課題とは何でしょうか?

コネクティビティや IoT のセグメントには大きな問題が 2 つあると考えています。それは互換性とセキュリティです。IoT についての規格はまだ確立されていませんし、もっと正確に言えば、複数の標準が競合している状況ですから、当社のお客様はどういう方向性で進めばよいか手探りの状態に置かれています。最終的には何らかの形で決まるでしょう。しかし当座は、お客様は互換性の問題でもどかしい状態に置かれたままになります。

セキュリティはもう 1 つの大きな課題です。毎日大量のデータを生み出すセンサやデバイスが大量に存在するので、プライバシーや機密情報が危険にさらされる可能性があります。セキュリティの課題は、デバイスだけではなく、クラウドや既存データの巨大なリポジトリにも当てはまります。 

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あなたの動機付けは何ですか?困難な問題にはどのようにアプローチしていますか?

私は、たいてい周囲の人間から刺激を受けています。私とは異なった体験をした人の考え方を知りたいですね。一見関係のなさそうなところからアイディアを採り入れることに大きな価値があります。自分ひとりで考えつくものよりも優れたソリューションが見つかるかもしれません。

同じように、本当に難しい問題で先行きが見えない場合は、誰かと話をして何か忘れていないかを確認することは大切なことです。初めて働いたときの私のマネージャは、自分の写真を入れた木製の写真立てを当時のチーム全員に渡してくれました。何か問題が起こったら私の写真に向かって詳しく話してみなさい、と言うのです。まだ答えが出ていないなら、他の誰かに話してみるべきです。自分自身に対して話してみるだけでも、見逃している何かに気づくことがあります。 

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エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?

実は、大学では最初は美術と文学を専攻していました。しかし、それを自分の望む仕事に活かす方法がわからなかったので、約 1 年間、数学を集中して勉強しました。数学は高校のときに大好きな科目だったものですから。数学の学位を取っても何ができるのかまったくわからなかったので、工学のほうに進みました。私にとって、工学は文理の興味をどちらも満たしてくれるものでした。創造的な面も活かせますし、私の好きな数学も活かせます。