「車載10Gb/sデータリンクシステム」基幹技術 アダマンド並木精密宝石と共同開発

ニュースリリース

「車載10Gb/sデータリンクシステム」基幹技術 共同開発

アダマンド並木精密宝石と世界初「車載10Gb/sデータリンクシステム」基幹技術を共同開発。膨大な情報の高速通信を可能にし、未来のコネクテッドカーの開発に貢献する。

東京 – 2018 年 5 月 22 日 – 接続技術の分野で世界をリードするTE Connectivityの日本法人、タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市高津区、代表取締役 社長(職務執行者):上野 康之、以下TE)は、アダマンド並木精密宝石株式会社(本社:東京都足立区、代表取締役 社長:並木 章二、以下 アダマンド並木)と共同で、自動車への適用としては世界初となる、様々な車載機器をつなげるための基幹技術「10Gb/sデータリンクシステム」を開発します。これにより、急増する車内のデータ伝送量を高速で通信できるだけでなく、軽量化やノイズ軽減を可能にします。なお、本技術を活用した試作機は、「人とくるまのテクノロジー展 2018 横浜」(5月23日~25日、於:パシフィコ横浜)および「人とくるまのテクノロジー展 2018 名古屋」(7月11日~13日、於:ポートメッセなごや)にて展示されます。

「この買収は TE の成長戦略の鍵となります。HCC が当社の一員に加わったことで、TE の製品ポートフォリオがさらに拡充し、自律走行型のコネクテッド カーを進化させる真のエンドツーエンド データ接続ソリューションを提供できるようになりました」。TE の Global Automotive 事業部門の President、Eric Kueppers はこのように語ります。「TE と HCC はどちらも、高度に設計された統合ソリューションをサポートできる確かな研究開発力とエンジニアリング能力を持っています。TE のグローバルな販売ネットワークを活用すれば HCC のアンテナ技術を世界中のお客様にお届けできるため、今回の取引は双方にメリットがあります。有能な HCC チームを TE にお迎えできたことを嬉しく思います。」 

この事業は TE の Transportation Solutions 部門の管轄下に入ります。

「この買収は TE の成長戦略の鍵となります。HCC が当社の一員に加わったことで、TE の製品ポートフォリオがさらに拡充し、自律走行型のコネクテッド カーを進化させる真のエンドツーエンド データ接続ソリューションを提供できるようになりました」。TE の Global Automotive 事業部門の President、Eric Kueppers はこのように語ります。「TE と HCC はどちらも、高度に設計された統合ソリューションをサポートできる確かな研究開発力とエンジニアリング能力を持っています。TE のグローバルな販売ネットワークを活用すれば HCC のアンテナ技術を世界中のお客様にお届けできるため、今回の取引は双方にメリットがあります。有能な HCC チームを TE にお迎えできたことを嬉しく思います。」 

この事業は TE の Transportation Solutions 部門の管轄下に入ります。

「この買収は TE の成長戦略の鍵となります。HCC が当社の一員に加わったことで、TE の製品ポートフォリオがさらに拡充し、自律走行型のコネクテッド カーを進化させる真のエンドツーエンド データ接続ソリューションを提供できるようになりました」。TE の Global Automotive 事業部門の President、Eric Kueppers はこのように語ります。「TE と HCC はどちらも、高度に設計された統合ソリューションをサポートできる確かな研究開発力とエンジニアリング能力を持っています。TE のグローバルな販売ネットワークを活用すれば HCC のアンテナ技術を世界中のお客様にお届けできるため、今回の取引は双方にメリットがあります。有能な HCC チームを TE にお迎えできたことを嬉しく思います。」 

この事業は TE の Transportation Solutions 部門の管轄下に入ります。

開発の背景

近年、インターネットにつながるコネクテッドカーの開発は、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など、先進的な技術の進化とともに急速に発展しています。こうしたなか、車載テクノロジーは高度なコンピューター化が進み、車内のデータ処理はより複雑、かつ大容量化しています。TEはこれまで、車載光通信MOST※1の開発初期から約20年にわたり車載光接続技術分野で開発を推進してきました。しかし、市場の目まぐるしい変化に伴い、さらなる技術進化への対応が急務となっていました。TEは、そのような市場のニーズに応えるべく、EMC※2フリーを可能とする接続部品および伝送システムである「10Gb/sデータリンクシステム」をアダマンド並木と共同開発することとなりました。当社が長年培った車載光接続技術と、光通信を支える精密部品フェルール製造大手のアダマンド並木が得意とする精密加工技術を生かすことで、未来のコネクテッドカーの開発に大きく貢献します。

※1:Media Oriented Systems Transportの略称。光ファイバーを使用したネットワーク規格

※2:Electromagnetic Compatibility, 電磁環境両立性

「10 Gb/sデータリンクシステム」の特長

ž  情報通信分野を牽引する光通信技術を応用し、従来の車載光通信MOST25より約400倍※3の車載高速伝送に対応

ž  個々の機能素子を同一基板に搭載する集積技術を採用し、車載光通信MOSTの部品より約50%※4の小型化を実現

ž  光ファイバーの適用により、伝送路における電磁ノイズの排除に加え影響を受けない環境を実現

※3:MOST25との比較 25 Mb/sから10 Gb/s

※4:ヘッダーコネクタの比較 体積9,600 mm3から4,900 mm3

特長の補足

光通信技術を応用し、従来の車載光通信MOST25より約400倍の車載高速伝送に対応

車載情報ネットワークに使われるMOSTは、2001年にMOST25(伝送速度25 Mb/s)がリリースされ、約10年でMOST150(伝送速度150Mb/s)まで進化しました。その後、コンピューターネットワークで使用されるイーサネット※5の車載ネットワークへの適用が進み、ツイストペア線を用いたイーサネットIEEE※6802.3bw(電気100 Mb/s)、IEEE802.3bp(電気1Gb/s)、プラスチック光ファイバーを用いたIEEE802.3bv(光1 Gb/s)が発行され、これらの規格を用いて車載ネットワークに関する開発が進められています。しかし今後は、急速に発展している自動運転化に向けて、高解像度の画像伝送やAIを司る基幹配線に対応する数Gb/s以上が要求されています。しかし、高速伝送はEMC問題を引き起こすため、抜本的な解決策が望まれていました。

本開発では、伝送媒体にEMCの影響を与えたり受けたりしない光ファイバーを用いた光通信技術を適用し、伝送速度10Gb/sを超える高速伝送データリンクシステムの基盤技術確立を目指します。

※5:イーサネットは富士ゼロックス(株)の登録商標です

※6:米国の電気電子工学関連学会:Institute of Electrical and Electronics Engineers

 

集積技術を採用し、車載光通信MOSTの部品より約50%の小型化を実現

個々の機能素子を同一基板に搭載することで、従来の車載光通信MOSTの部品より約50%まで小型化を実現。

タイコエレクトロニクススジャパンがアダマンド並木精密宝石と共同開発

光ファイバーの適用により、伝送路における電磁ノイズの排除に加え影響を受けにくい環境を実現

データ伝送量の増加と高速化は、電気・電子機器の動作を妨げる原因となるため、電気的な雑音、すなわち不必要な情報(ノイズ)を引き起こす可能性が高くなり、自動運転など先進運転支援システムの実現に大きな影響を及ぼします。MOSTと呼ばれる車載光ファイバーネットワークを使用することで、高速通信を実現しつつこれらの電気的な雑音であるEMCを解決します。

実用化時期

2020年に基本技術確立。その後、お客様との量産開発を経て、2023年の製品リリースを目指します。

人とくるまのテクノロジー展2018 展示概要

ブースに、EV/HEV充電システムを体験できる実機モデルのほか、高度運転支援システムのECU間や高精細画像伝送など、データの高速伝送ニーズに対応した開発中のコネクタや伝送システムを展示します。

人とくるまのテクノロジー展 サイト内 イベントページ

 

人とくるまのテクノロジー展2018 横浜
期間:5月23日~25日
場所:パシフィコ横浜
ブース番号:372、373
URL:   https://expo.jsae.or.jp/

 

人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋
期間:7月11日~13日
場所:ポートメッセ名古屋
ブース番号:071
ULR: http://expo-nagoya.jsae.or.jp/

アダマンド並木精密宝石 について

アダマンド並木精密宝石は、1939年創業。電気メーターの軸受宝石の製造から始まり、その宝石加工技術を活かし、1980年代から光通信部品のフェルール、スリーブ等の製造を開始。世界的に大きなシェアを占めるに至っています。また高精度な組立技術を使った光デバイスの重要部品となるレセプタクルやピッグテール、MEMS技術を使った光スイッチや光可変減衰器などの光デバイスを提供するとともに、DCコアレスモーター、ダイヤモンド、サファイアなどを素材から加工し精密部品など多岐に亘る分野の製品を提供しています。 https://www.ad-na.com/

 

TE Connectivity と タイコエレクトロニクスジャパンについて

TE Connectivity社は接続技術において世界をリードする年間売上130億米ドルのグローバルメーカです。最先端の技術開発により、安全で環境に優しくスマートで、より一層つながる世界の創出に貢献しています。TEのコネクティビティおよびセンサソリューションは、75年以上に渡り過酷な環境下において機能が立証されており、自動車、産業機器、メディカル、エナジー、データ・コミュニケーションからスマートホームに至る様々な産業の発展に寄与しています。7,000名を超える設計エンジニアを含む約7万8千名の従業員を擁するTE Connectivity社は、世界約150カ国のお客様とパートナーシップを結び、『EVERY CONNECTION COUNTS』(私たちは、すべてのつながりを大切にします)という理念の下、これからも皆さまのビジネスをサポートし続けます。詳細は www.TE.com や各種SNS (LinkedIn, Facebook, Twitter)をご覧ください。

タイコエレクトロニクスジャパン合同会社は、TE Connectivity社の日本法人です。

文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

 

 

お客様からのお問い合わせ先:
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:044-844-8050

 

報道機関からのお問い合わせ先:
エデルマン・ジャパン株式会社
タイコ・エレクトロニクス・ジャパン広報担当:森、渡辺
TEL:03-4360-9000
E-mail: TEJapan@edelman.com